病院・クリニックの集患に最適?SNSの活用方法と活用事例を紹介
最終更新日:2026/03/13
公開日:2023/06/24
最新の医療機器を備え、優れた医師やスタッフが在籍していても、その魅力は患者さんに伝わらなければ来院にはつながりません。とくに近年は、病院やクリニックを探す際に公式ホームページだけでなく、SNSや動画コンテンツから情報を得る人が増えています。
総務省の2024年度調査でも、主要メディアの平均利用時間は平日・休日ともにインターネットが最も長く、主要SNS・アプリの利用率はLINE 91.1%、Instagram 52.6%、X 43.3%、Facebook 26.8%、TikTok 33.2%でした。
そのため、医療機関が集患・増患や採用、ブランディングを強化するうえで、SNSを戦略的に活用する重要性はますます高まっています。この記事では、SNSの種類ごとの特徴や活用方法、メリット・デメリット、運用時の注意点をわかりやすく解説します。
活用事例の方向性もあわせてご紹介しますので、SNS導入を検討している院長先生やご担当者さまは、ぜひ参考にしてください。
※本記事では、弊社の担当者が、効果的に運用されていると判断したSNS運用事例をご紹介しています。なお、弊社が運用を担当していないアカウントも含まれておりますので、あらかじめご了承ください。
SNSとは
SNSとは、「Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」の略称です。
ユーザー同士がオンライン上でつながり、情報を発信・共有・交流できるサービス全般を指します。以前は公式ホームページが情報発信の中心でしたが、現在はホームページに加えて、SNSで日常的に情報へ接触する人が増えています。
医療機関においても、診療案内や休診情報の発信だけでなく、医院の雰囲気づくりや採用活動、地域との接点づくりにSNSが活用されるようになっています。
病院が活用できるSNSの種類と特徴

実際にSNSをどのように活用できるでしょうか。病院が活用できるSNSの種類と特徴をご紹介します。自分の病院やクリニックのニーズに合ったSNSを探し出し、ご利用ください。
日本国内で医療機関が活用しやすい代表的なSNSは、以下の5つが挙げられます。
- 臨時休診などのお知らせに有効「X」
- 既存患者さんへの情報発信「Facebook」
- 採用に効果的な「Instagram」
- 認知拡大に有効な「TikTok」
- 集患に最適な「LINE」
参考:総務省|報道資料|「令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」の公表
臨時休診などのお知らせに有効「X」
「X(旧:Twitter)」短文で素早く情報を届けやすいSNSです。総務省の調査によると、日本国内の43.3%の人がXを利用しています。とくに、20代の利用が最も多いようです。
Xの特徴は、その拡散性の高さです。各国の政府機関の首相も利用しているほどです。Xは、140文字以内という文字制限がある分、気軽に投稿することが可能で、日常の出来事を伝えることに向いています。
病院やクリニックなどの医療機関では、臨時休診や予防接種のお知らせ、季節ごとの告知など、タイムリーな情報発信に向いています。病院やクリニックの公式ホームページへの誘導に効果的です。利用率も高く、一定の接触機会が期待できます。
既存患者さんや地域との関係づくりに役立つ「Facebook」
「Facebook(フェイスブック)」は、日本国内利用率が26.8%という利用率で、LINE、Instagram、Xに次ぐ利用率です。しかし、Facebook利用者の年齢層は他のSNS利用者の年齢層より高く、40代・50代の中高年層に向けてのアプローチも期待できます。
Facebookは、拡散ルートが知り合いベースになるため、新規患者さんへの拡散力は期待できません。しかしその分、身近な人から情報が拡散することで、不安や問題を解決したいというニーズにこたえやすいSNSだといえるでしょう。
病院やクリニックなどの医療機関での利用は、既存患者さんへの予防接種のお知らせや季節ごとの告知、また健康豆知識など医療知識の情報を発信していけるでしょう。
採用に効果的な「Instagram」
「Instagram(インスタグラム)」は、日本国内利用率が52.6%で、若い人に人気のあるSNSです。とくに、若い女性層の比率が高いため、産婦人科や美容関係のクリニック、さらに審美歯科などでの活用が適しているといえるでしょう。
Instagramは知らない相手でも簡単にフォローできるため、拡散力があります。とくに、採用する場面で高い効果を発揮するでしょう。たとえば、Instagramは日常の些細な出来事を撮った写真を投稿することが可能で、病院やクリニックなどの医療機関の魅力を視覚的にアピールできます。また、短尺動画もアップロードでき、スタッフの仕事風景やスタッフへのインタビュー、病院やクリニックの雰囲気を撮影した動画などを投稿することも可能です。求職者は、仕事場がどういう雰囲気なのかを気にしています。写真や動画を効果的に使用し、病院やクリニックの情報や取り組みを広く開示することで、自院が求めている人材の獲得につなげましょう。

認知拡大や若年層への接点づくりに有効な「TikTok」
TikTokは、短尺動画を中心としたSNSで、認知拡大に強みがあります。総務省の2024年度調査では全年代で33.2%が利用しており、10代65.7%、20代58.7%と若年層で高い一方、30代39.7%、40代39.9%と中間層にも広がっています。
医療機関では、医師やスタッフが監修した短い健康情報、受診タイミングの解説、予防のポイント、院内の雰囲気紹介、採用向けの動画などに活用しやすいでしょう。従来の「病院のSNSは告知中心」という考え方だけでなく、「まず知ってもらう」「親しみを持ってもらう」ための接点づくりとして活用するのがポイントです。
集患に最適な「LINE」
「LINE(ライン)」は、日本国内利用率トップを誇るSNSで、利用率は91.1%という非常に高いユーザー数です。
LINEの特徴は、開封率が高いため、利用の方法次第で大きな効果が見込めます。たとえば、メッセージの一斉送信で、予防接種のお知らせや季節ごとの告知、診療予約などの受付を1対1のトークで行うことが可能です。院内の告知ポスターや窓口の声がけにより友達登録してもらえるよう呼び掛け、再来医院のリピート率を上げることが可能です。また、医院の公式ホームページに友達登録の窓口を設置し、新患の患者さんに利用してもらえます。
LINEはテキストチャットのため、まれに極端に早い返信を求めてくる患者さんがいます。数分以内に返信メッセージを返信しないとクレームになる可能性があるため、注意が必要でしょう。
病院におけるSNS活用のメリット
病院やクリニックの公式ホームページに加えて、SNSを活用することにも大きなメリットがあります。
病院などの医療機関におけるSNS活用のメリットには、どのようなものがあるでしょうか。以下の5つのメリットに注目し解説していきます。
- 無料で使える
- 集客(集患・増患)につながる
- リアルタイムに情報を発信できる
- コミュニケーションツールになる
- ブランディングにつながる
- 人材採用にもにつながる
無料で使える
病院やクリニックなどの医療機関でSNSを活用するメリットに、低コストで利用開始できる点が挙げられます。自院のサービス内容などの情報を宣伝するには、資金、時間、労力面においてかなりの負担になる場合があります。しかし、SNSアカウントであれば即座に開設でき、無料で使うことが可能です。
集客(集患・増患)につながる
SNSは、まだ受診していない潜在層にも医院の存在を知ってもらうきっかけになります。診療内容や医院の考え方、雰囲気が伝わることで、「ここなら相談しやすそう」と感じてもらいやすくなり、受診の後押しにつながります。とくに、ホームページだけでは伝わりにくい日常的な空気感や人柄を補完できる点は大きな強みです。また、患者さんと継続的にコミュニケーションを図ることが可能です。
リアルタイムに情報を発信できる
SNS利用のメリットに、患者さんに対して「リアルタイムに」情報を発信できる点が挙げられます。たとえば、患者さんに向けて急な診療時間の変更のお知らせや、入院食の献立情報、スタッフの勉強会の様子などをリアルタイムで発信することが可能です。そのような情報を発信できれば、親近感や信頼感につながるでしょう。
コミュニケーションツールになる
SNSは一方的な告知だけでなく、医院と患者さん、地域との接点づくりにも役立ちます。コメントやリアクション、シェアなどを通じて、医院に対する心理的な距離を縮めやすくなります。ただし、医療相談の場にしないこと、返信範囲を明確にすることは重要です。
ブランディングにつながる
病院やクリニックがSNSを活用するメリットに「ブランディングにつながる」点が挙げられます。ブランディングとは、よいブランドイメージを確立し、他の多くの病院やクリニックの中から自院を選んでもらうための取り組みを意味しています。SNSがブランディングに効果がある理由の一つに、拡散力があります。競合の多い地域では、「選ばれる理由」をSNSで見える化することが差別化につながります。
病院におけるSNS活用のデメリット
病院やクリニックにおいてSNSを活用することには多くのメリットがある一方、運用上の負担やリスクもあります。
病院におけるSNS活用のデメリットを3つご紹介します。
- 更新や運用に手間がかかる
- 結果が出るまでに時間がかかる
- 失敗するとクリニックの評判が下がる
更新や運用に手間がかかる
病院におけるSNS活用のデメリットに「更新や運用に手間がかかる」点が挙げられます。SNSは、ホームページなどの運用と比べれば簡単に運用できますが、企画、撮影、原稿作成、確認、投稿、コメント対応まで含めると一定の工数がかかります。たとえば、運用者は通常業務の合間にSNSの更新を行う場合、担当者の負担が大きくなりやすいです。SNSの運用に不慣れな場合、意図せずに間違った内容の情報を送信することや、拡散力の高さなどの精神的なプレッシャーを感じる可能性もあります。
結果が出るまでに時間がかかる
SNSを集客(集患・増患)目的で活用したい場合、「結果が出るまでに時間がかかる」こともデメリットの一つです。開始時のフォロワーゼロからフォロワーを増やしていく過程には時間がかかります。フォロワーを増やし情報を拡散していくには、来院した患者さんに直接フォローをお願いすることはもちろん、患者さんのニーズにかなったコンテンツを配信し続ける必要があります。中長期的な観点で根気よく取り組んでいく必要があるでしょう。ホームページやMEO、口コミ対策などと組み合わせながら活用するのが現実的です。
炎上や不適切投稿によるリスクがある
SNSは拡散力が高い分、不適切な表現や配慮に欠けた投稿があった場合、短時間で評判に悪影響を及ぼすおそれがあります。さらに医療機関は、一般企業以上に信頼性や倫理性が求められるため、慎重な運用が欠かせません。厚生労働省は医療広告ガイドラインやネットパトロール体制を公開しており、ウェブサイトや関連情報発信の適正化を進めています。
SNS活用が向いている医療機関
SNS活用は医療機関においてメリットがありますが、特に以下の4つの状況ではさらに効果が期待できるでしょう。
- 競合の医療機関が多い
- 病院や医師の認知度を高めたい
- ビジュアルで魅力を伝えたい
- SNSを使いこなしているスタッフがいる
競合の医療機関が多い
SNSを活用することで競合の医療機関と差別化を図ることが可能です。SNSでの情報発信により、患者さんやユーザーによい印象を持ってもらえます。SNSの投稿により、患者さんやユーザーは「この病院は説明が詳しく丁寧だから行ってみよう」と考えるかもしれません。
病院や医師の認知度を高めたい
病院や医師の名前で継続的に投稿していると、SNS上で認知度が高まります。フォロワーも少しずつ増えていき、「この症状なら〇〇先生、〇〇病院」というようなブランディング効果にもなります。
ビジュアルで魅力を伝えたい
SNSは、写真や動画などを簡単に投稿することが可能です。患者さんの視覚に訴える写真や動画は、病院やクリニックの魅力を伝えるためにおすすめです。美容系のクリニックはもちろん、他の診療科においてもビジュアルで魅力を伝えることは効果的でしょう。
SNSを使いこなしているスタッフがいる
SNSを使いこなしているスタッフがいる場合、自院にSNSを導入することはさらに容易になるでしょう。若いスタッフの場合、SNSのトレンドも理解している場合が多いため、さらに効果的に運用していくことが可能です。
成功事例

ここでは、成果につながりやすい活用パターンをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
※弊社が運用を担当していないアカウントも含まれておりますので、あらかじめご了承ください。
いわた脳神経外科クリニック様(大阪府) ― Instagram・TikTok・LINEで専門性と安心感を発信
いわた脳神経外科クリニック様は、InstagramやTikTokを活用し、頭痛に関する豆知識や専門医の知見を発信しています。医院公式アカウントに加え、赤ちゃんの頭のかたち外来に特化した専門アカウントも運用している点が特徴です。


投稿内容の工夫
- 頭痛に関する豆知識や受診の目安などを、短くわかりやすく発信
- 専門医の知識を、親しみやすい写真や動画で解説
- 赤ちゃんの頭のかたち外来について、症例解説やヘルメット装着時の様子、過ごし方を視覚的に紹介
- LINEやWeb予約の導線を整え、情報収集から受診までつなげやすくしている
専門的な内容を視覚的にわかりやすく伝えることで、患者さんや保護者の不安軽減につなげている事例です。
身原皮ふ科・形成外科クリニック様 ― InstagramとYouTubeで診療内容をわかりやすく発信
身原皮ふ科・形成外科クリニック様は、Instagramを活用して豆知識やキャンペーン情報などを発信し、最新情報をリアルタイムで届けています。あわせてYouTubeでは、院長自ら出演し、診療内容やさまざまな悩みに関する情報をわかりやすく紹介している点が特徴です。

投稿内容の工夫
- Instagramで豆知識やキャンペーン情報を発信
- 最新情報をリアルタイムで届け、患者さんとの接点をつくっている
- YouTubeでは院長自ら出演し、診療内容や悩みに関する情報をわかりやすく解説
SNSと動画を組み合わせることで、日々の情報発信と専門的な内容の訴求を両立している事例です。
芦屋セントマリア病院様 ― Instagramで採用向け情報をわかりやすく発信
芦屋セントマリア病院様は、Instagramを活用し、院内の様子や仕事内容を発信しています。スタッフが出演することで職場の雰囲気が伝わりやすく、公式LINEアカウントへの応募導線も整えられている事例です。

投稿内容の工夫
- 院内の様子や仕事内容を発信
- スタッフ出演により職場の雰囲気を伝えている
- ハイライト機能で情報を整理
- LINEへの応募導線を整えている
採用向けの情報をわかりやすく発信しながら、応募までの導線もスムーズに設計している事例です。
島根大学医学部附属病院リハビリテーション部様(島根県) ― Facebookで専門性と安心感を発信
島根大学医学部附属病院リハビリテーション部様は、Facebookを活用し、疾患に対するリハビリテーションや学会発表などの情報を発信しています。理学療法士や作業療法士の顔写真も多く掲載することで、専門性だけでなく病院内の雰囲気も伝えている事例です。
投稿内容の工夫
- 専門性と親しみやすさを両立している
- リハビリテーションや学会発表に関する情報を発信
- スタッフの顔写真を掲載し、院内の雰囲気が伝わるよう工夫
島根大学医学部附属病院リハビリテーション部 – 公式Facebook
SNSの始め方
SNSを始めるにはどうすれば良いでしょうか。SNSを始めたことのない方にもわかるように、始め方の手順をご紹介します。
以下の4つの手順があります。
- アカウントの作成
- 投稿内容や方針を決める
- 投稿する
- コミュニケーションをとる
アカウントの作成
まず始めに行うことは「アカウントの作成」です。アカウントは、病院またはクリニックなどの医療機関の名義で作りましょう。
プロフィールには、医院名、診療科、所在地、診療時間、公式ホームページへのリンクなど、基本情報をわかりやすく記載しましょう。患者さんが見たときに「公式アカウントだ」とすぐ判断できる状態にすることが重要です。
投稿内容や方針を決める
アカウントを作成したら、次に投稿内容や方針を決めましょう。「誰に」「何を」「何のために」発信するのかを決めます。
普段の診療で患者さんに伝えている内容をSNSでも発信することは効果的です。医師が患者さんに伝えたいことを投稿しましょう。たとえば、「帰宅時に花粉を持ち込まないための工夫」や「気を付けなければならない食品」などを題材に投稿します。
無理なく続けるためには、週何回投稿するか、誰が確認するか、何を投稿しないかまで決めておくと安心です。
投稿する
投稿内容や方針を決めたら、次に行うことは「投稿する」ことです。各SNSにより投稿の手順は異なりますが、文字数を決めてコンテンツを決めたらハッシュタグを決めましょう。ハッシュタグとは、SNSで投稿内のタグとして使われるハッシュタグ「#半角のナンバー」がついたキーワードのことです。ハッシュタグをつけたキーワードはSNS内でハイパーリンク化され、検索結果を表示できます。ハッシュタグを決めた後は、画像を用意し投稿します。忙しさのあまり継続的に投稿できないリスクを避けるため、コンテンツを作りためておきましょう。
効果を見ながら改善する
投稿後は、反応のよかったテーマや閲覧されやすい形式を確認し、改善を重ねていきます。どの投稿からホームページへ流入したか、どの媒体で採用応募が増えたかなどを見ながら、自院に合った運用へ調整していくことが大切です。
病院がSNSを活用する場合の注意点

病院やクリニックなどの医療機関がSNSを活用することには大きなメリットがありますが、いくつか注意点もあります。
以下の2つに注目しましょう。
- 不適切な投稿を避ける
- 個人が特定できる投稿を避ける
不適切な投稿を避ける
病院がSNSを活用する場合の注意点の一つに「不適切な投稿を避ける」ことがあります。不適切な投稿が原因で病院やクリニックのイメージに悪い影響を与え、批判や誹謗中傷のリスクが高まります。たとえば、病院の愚痴や医療体制の不満点、仕事に対する批判的な投稿は避ける必要があるでしょう。
個人が特定できる投稿を避ける
「個人が特定できる投稿を避ける」ことも重要です。個人を特定できる投稿は、プライバシーの侵害に該当するため注意しましょう。たとえば、ある患者さんの病名を公表したり、院内の写真を撮影した際に患者さんのネームプレートが写っていたりといった投稿です。SNSは不特定多数が見ており、個人情報が漏えいしてしまう恐れがあります。投稿する前によく確認し、個人情報が漏れていないか確認しましょう。
病院が安全にSNSを攻略するための対策

病院やクリニックなどの医療機関が安全にSNSを攻略するためには、事前によく考え対策を取ることが重要です。
病院が安全にSNSを攻略するための対策を3つご紹介します。
- SNSに関するガイドラインを作成する
- 投稿者を限定する
- ネットリテラシーの教育をする
SNSに関するガイドラインを作成する
病院が安全にSNSを攻略するための対策に「SNSに関するガイドラインを作成する」ことがあります。事前に病院内で、SNS利用に関するガイドラインを作成しておけば、不適切な投稿を避けることが可能です。
投稿者を限定し、確認フローを設ける
「投稿者を限定する」ことも効果的な対策の一つです。SNSに投稿できる人が多くなれば管理が難しくなります。また投稿者が何人もいると、投稿者により内容が変わり、一貫性を保つことが難しくなります。投稿者をできるだけ少なくし、責任ある立場の方がSNSの投稿を管理することをおすすめします。医療情報を扱う投稿は、必要に応じて院長や責任者が確認する流れにしておくと安心です。
ネットリテラシーの教育をする
ネットリテラシーとは、インターネットを正しく理解して活用する能力のことです。スタッフ向けに勉強会や研修などを行い、1人ひとりにネットリテラシーを教育しましょう。ネットリテラシーの教育を行うことは、安全なSNS利用につながります。
まとめ
この記事では、SNSに関する種類別の特徴や運用時の注意点、メリットやデメリットを実際の事例と合わせてご紹介しました。
一方で、医療機関のSNS運用には、個人情報保護や炎上リスク、医療広告ガイドラインへの配慮が欠かせません。ホームページと連携しながら、自院に合った媒体を選び、無理のない体制で継続することが成功のポイントです。SNSをうまく活用し、医院の強みや魅力、正しい医療情報を丁寧に発信していきましょう。
しかし、日々の診療や院内業務と並行してSNSを継続的に運用するのは、決して簡単ではありません。投稿内容の企画や制作、更新管理、効果検証までを院内だけで担うのが難しい場合は、医療業界に理解のある運用代行サービスを活用するのもひとつの方法です。専門的な視点で運用をサポートしてもらうことで、負担を抑えながら、より効果的な情報発信につなげやすくなるでしょう。
弊社では、クリニック・病院向けに、医療専門のインスタグラム運用代行サービスを提供しています。お気軽に下記お問い合わせフォームからご相談ください。
お問い合わせはこちら
執筆者
株式会社ITreat
Webディレクター/サブリーダー
化粧品販売、制作会社、建設会社を経て2020年に株式会社ITreatへ入社。未経験からWebディレクターへ転身。現在は、病院・クリニックや一般企業のサイト制作におけるディレクション業務をはじめ、クライアントの採用業務のサポートなどを担当。
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