病院・クリニックの効果的な集客方法・具体的なポイントを徹底解説
最終更新日:2026/08/31
公開日:2023/06/24
医療機関(病院・クリニック)が生き残るうえで集客(集患・増患)は重要な課題の一つです。新たに医院を開業したからといって、すぐに患者さんから認知してもらえるわけではありません。病院やクリニックにおいて集客などのマーケティングで困っている院長先生も少なくないのではないでしょうか。
この記事では、集客(集患・増患)できない原因を解説しつつ、効果的に患者さんを集めるための具体的な方法やポイント、注意点をご紹介します。マーケティングに困っている病院やクリニックの院長先生は、ぜひ参考にしてください。
口コミ集めに関する現場の声
よくある悩みと不安
- 心理的ハードルが高い:「営業っぽく見えないか心配」「信頼関係が崩れないか不安」
- タイミングが難しい:「忙しくて声をかける余裕がない」「タイミングが分からない」
- 院内で仕組み化されていない:「スタッフによって言い方がバラバラで、院として統一できない」
医療は信頼が最優先のため、口コミ依頼に慎重になるのは自然です。だからこそ、勢いでお願いするのではなく、“いつ・誰が・何を言うか”を決めておくことが成功の近道になります。
口コミを依頼する際の3つの基本
1.適切なタイミングを見極める
最も依頼しやすいのは、患者さんが安心・納得している瞬間です。たとえば以下が代表的です。
- 説明が終わり、患者さんがうなずいている(納得の直後)
- 症状が改善し、喜びや感謝の言葉が出た直後
- 会計・お見送りの直前(滞在が“締まる”瞬間)
逆に、初診直後、強い不安が残っている時、待ち時間が長く不満が出ている時は避けましょう。
2.依頼する際の基本姿勢
口コミ依頼で大切なのは、評価をお願いしないことです。
「良い口コミを…」ではなく、
- 「率直なご意見を」
- 「改善の参考にしたい」
- 「同じ地域の方の参考になる」
という“協力依頼”の形にすると、医療機関らしい誠実さが伝わります。
3.口コミ投稿のハードルを下げる
投稿が難しいと感じる方もいるため、一言で手順が分かる案内を用意します。
- QRコード付きカード(受付・会計横に常備)
- 短縮URL(紙でも読める表記)
- 「1分程度で投稿できます」と負担感を下げる一言
診療科別声かけテンプレート(タイミング付き)

院内で使いやすいよう、各診療科で「おすすめタイミング→例文」の順に記載します。
内科・総合診療科
おすすめタイミング
- 方針説明の直後(納得が得られた瞬間)
- 会計時(受付対応や通いやすさの感想が出やすい)
- 定期通院の2~3回目以降(体験が蓄積して評価が安定)
声かけ例
「本日の説明で分かりづらい点はありませんでしたか。もし差し支えなければ、当院の対応について率直なご感想を口コミで一言いただけると、今後の改善に活かせます。」
「いつもありがとうございます。お時間のある時で構いませんので、通いやすさや受付対応について口コミでご意見をいただけると助かります。」
小児科
おすすめタイミング
- 診察後、親御さんが落ち着いた瞬間(退出時~会計前)
- 会計時(スマホを出しやすい)
- 予防接種・健診は当日夕方のメッセージ(帰宅後に余裕がある)
声かけ例
「本日はありがとうございました。もしよろしければ、待ち時間や説明の分かりやすさなど、当院のことを率直に口コミで一言いただけると改善の参考になります。」
「本日はご来院ありがとうございました。お時間のある時に、院内の雰囲気や説明についてご感想を一言いただけますと、より良いご案内に活かせます(1分ほどで投稿できます)。」
整形外科(外来・リハビリ)
おすすめタイミング
- 初診で方針説明が終わった直後
- リハビリ3~5回目(効果や対応を実感しやすい)
- 会計時(予約・案内・導線の感想が出やすい)
声かけ例
「本日の方針説明は分かりやすかったでしょうか。もし差し支えなければ、説明やスタッフ対応について、口コミで率直なご意見をいただけると助かります。」
「リハビリお疲れ様でした。通ってみて感じたこと(通いやすさ、説明の分かりやすさ等)を、率直に一言いただけると、院内の改善に活かせます。」
皮膚科
おすすめタイミング
- 治療説明・薬の説明直後(分かりやすさを評価しやすい)
- 会計時(受付対応や院内導線の感想が出やすい)
- 再診で改善が見えた時(満足が言語化しやすい)
声かけ例
「本日のご説明で不明点はありませんでしたか。もしよろしければ、説明の分かりやすさや院内の雰囲気について、口コミで率直なご意見を一言いただけると改善に活かせます。」
「良い方向に向かっていて安心しました。もし差し支えなければ、通院してみたご感想を口コミで一言いただけると、同じお悩みの方の参考にもなります。」
歯科
おすすめタイミング
- 処置・説明の直後(納得と安心がある)
- 会計時(受付対応や院内の印象をまとめやすい)
- 自費・外科系は数日後フォロー(痛みや腫れが落ち着いて評価しやすい)
声かけ例
「本日はご来院ありがとうございました。もしよろしければ、説明の分かりやすさや院内の雰囲気について、Googleの口コミで率直なご感想を一言いただけると助かります。」
「その後の経過はいかがでしょうか。落ち着いたタイミングで、対応や説明について良かった点・気になった点を、口コミで一言いただけますと今後の改善に活かせます。」
美容医療・美容皮膚科
おすすめタイミング
- カウンセリング直後(説明の丁寧さが評価されやすい)
- 施術直後~会計時(満足が高いが“急かさない”)
- 数日~1週間後(ダウンタイム後、実感が出る)
声かけ例(カウンセリング直後)
「本日のご説明は分かりやすかったでしょうか。もし差し支えなければ、カウンセリングについて率直なご感想を口コミで一言いただけると、より良いご案内に改善できます。」
「経過はいかがでしょうか。落ち着いたタイミングで、施術の説明や院内の雰囲気についてご感想を一言いただけますと幸いです。」
口コミ依頼の注意点(トラブル予防)
やってはいけない依頼方法
- 「良い口コミを書いてください」(誘導になる)
- 「今すぐ書いてください」(強制・圧になる)
- 「書いてくれないと困ります」(負担を与える)
ルール面で注意したいこと
- 口コミ投稿と引き換えの金銭・割引・特典は避ける
- “良い口コミだけ”を集める運用は避け、率直な意見として集める
- 返信時は患者さんのプライバシーに配慮(医療情報を書かない)
否定的な口コミが出た場合は、感情的にならず「受け止める姿勢」と「改善の方向性」を短く伝えることが、結果として信頼につながります。
なぜ医療機関にとって口コミが重要なのか
患者さんの意思決定を助ける“第三者の声”
初診の患者さんは「先生は話しやすいか」「説明は分かりやすいか」「待ち時間はどうか」といった不安を持っています。口コミは、その不安を和らげる“体験者の情報”として機能します。
クリニック運営の改善のヒントが集まる
口コミは集客だけでなく、院内改善にも役立ちます。
- 待ち時間、受付対応、案内の分かりやすさ
- 説明資料の不足、予約導線の分かりにくさ
など、現場の気づきだけでは拾いきれない改善点が見えることがあります。
口コミとMEO対策のつながり
口コミは、Googleマップ上で見つけてもらうためのMEO対策に直結します。検索結果で候補が並んだとき、患者さんは「星の評価」「口コミ件数」「直近の口コミ」を見て判断します。つまり、口コミは来院前の信頼形成とマップ上の露出の両面で重要です。
ただし、口コミ施策は“瞬間的に増やす”よりも、継続して積み上げる運用が成果につながります。そこで有効なのが、テンプレや導線を整えて院内で回すこと、そして運用負荷を下げることです。
ただし多くの医療機関で起きているのが、
「声はかけたが、結局投稿されない」という壁です。理由はシンプルで、患者さんにとっては
- 投稿画面までの導線が面倒
- 何を書けばいいか迷う
- 文章にまとめるのが手間
という負担が残っているためです。

“書く手間”を下げると、口コミ運用は継続できる

ここで有効なのが、アンケート回答だけでAIが口コミ文案を作成する仕組みです。患者さんは選択式・短文入力で答えるだけで、口コミ文のたたき台ができるため、心理的にも時間的にもハードルが下がります。
医療機関側のメリットは、単に「口コミが増える」だけではありません。
- スタッフの声かけが簡単になる(「書いて」ではなく「アンケートだけでも」にできる)
- 投稿率が上がりやすい(文章作成の負担が減る)
- 運用が継続しやすい(“お願い→投稿”の流れが仕組み化される)
- 結果として、MEOの土台(口コミの量と鮮度)を安定的に積み上げられる
まとめ
クリニックで患者さんに口コミをお願いする際は、タイミングと声かけの方法が重要です。治療に満足されている様子が見られたときや、感謝の言葉をいただいたときに、謙虚な姿勢で「もしよろしければ」とお願いすることで、自然な形で協力を得られます。
診療科ごとに適したテンプレート文を用意し、スタッフ間で共有することで、統一された対応が可能になります。ただし、誘導的な依頼や強制的な依頼は避け、常に患者さんの自主性を尊重することが大切です。
本記事で紹介した方法を参考に、患者さんとの信頼関係を保ちながら、効果的な口コミ集めに取り組んでみてください。
「口コミを書きたいけれど、文章を考えるのが苦手」という患者さんも少なくありません。そのような患者さんの負担を軽減するために、当社では簡単なアンケートに答えるだけでAIが自然な口コミ文を作成してくれるクチコミ生成AIツールサービスを提供しています。患者さんの書く手間を大幅に省くことができるため、より多くの方から気軽に口コミをいただけるようになり、結果的に口コミ件数の増加とMEO対策の強化につながります。
病院・クリニックにおける集客の重要性

病院やクリニックにおいて、新規患者とリピーターの2つの集客(集患・増患)が重要です。いかに優れた医療サービスを提供できるとしても、患者さんに自院を認知してもらわないことには意味がありません。
新規患者の集客(集患・増患)に成功すると、業績が向上します。自院の業績が向上すると、院内のスタッフのモチベーションも向上するでしょう。また、リピーターが増えると経営が安定し「かかりつけ医」として患者さんからの信頼にもつながります。
このように、医療機関(病院・クリニック)におけるマーケティングは重要です。近年、インターネットなどで病院やクリニックの情報を集める患者さんが増えています。公式ホームページやSNSでの情報発信が求められています。病院やクリニックにより効果的な集客方法は異なりますが、どのような方法にしても自院の情報を認知してもらう工夫が重要です。
集客の前に確認すべき4つの注意点
病院やクリニックがマーケティング活動を始める前に確認すべきことがいくつかあります。効果的に集客(集患・増患)するため、ぜひ知っておきましょう。
以下、集客(集患・増患)する前に確認すべき4つの注意点をご紹介します。
- 窓口や看護師の対応・連携に問題はないか
- 病院施設の内装や設備に問題はないか
- 患者さんのためのマニュアルが揃っているか
- 医療広告ガイドラインに基づいているか
窓口や看護師の対応・連携に問題はないか
医院は、集客(集患・増患)を始める前に「窓口や看護師の対応や連携に問題ないか」を確認しましょう。医療機関もサービス業の一つです。ビジネスとして医療サービスを提供している以上、患者さんへの対応を意識しなければなりません。窓口や看護師の対応や連携が悪いと、患者さんは次回以降も通院したいとは思わないでしょう。「対応の悪い病院、またはクリニック」という印象を与えてしまい、悪評が広まる恐れがあります。患者さんへの対応や連携が、医療機関側が目指す形をとれているか確認し、必要に応じて指導・教育も検討する必要があるでしょう。
病院施設の内装や設備に問題はないか
「病院施設の内装や設備に問題はないか」も重要です。清潔感のない病院やクリニックに通いたいと思う患者さんはいないでしょう。医療施設は、清潔感が求められます。こまめに掃除することはもちろんのこと、壁紙やフローリングの張替えなども考慮しなければなりません。黄色く変色した壁紙や汚いフローリング、破れたソファーなどは、患者さんにネガティブな印象を与える恐れがあります。また、設備にも注意を払うことが重要です。注力したい治療内容やニーズに合わせて、最新機器の導入や、キッズスペースの完備など患者さんに配慮した設備を検討しましょう。
患者さんのためのマニュアルが揃っているか
近年、医療現場では「インフォームドコンセント」の実施が重視されています。インフォームドコンセントとは、医療従事者が一方的に治療方針を決めるのではなく、医師が患者さんと話し合い、双方の合意のもと医療サービスを提供することです。
インフォームドコンセントを実施していくうえで、患者さんへの丁寧な説明は欠かせません。そのため、集客(集患・増患)を行う前に「患者さんのためのマニュアルが揃っているか」を確認することも重要です。患者さんのためのマニュアルが揃っていないと、集客に成功しても、患者さんに「強制的な医療サービス」といったネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。
医療広告ガイドラインに基づいているか
医療業界の広告は、他業界とは異なり「医療広告ガイドラインに基づいているか」が重要です。医療広告ガイドラインにおいては、病院やクリニックの公式ホームページも広告とみなされ、医療広告ガイドラインに基づいて制作する必要があります。
たとえば、症例写真を掲載したり、料金や副作用を記載したりする場合、注意が必要です。医療広告ガイドラインに違反した場合、罰則で最大20万円の罰金が科されることもあります。そのため、医院の集客(集患・増患)においては、医療広告ガイドラインに精通している医療業界に特化した業者に依頼することをおすすめします。

病院・クリニックの患者さんを集客できない5つの原因

病院やクリニックで集客(集患・増患)できない原因を理解することは、効果的なマーケティングを行っていくうえで重要です。集客(集患・増患)がうまくできない原因はいくつか考えられますが、ここでは以下の5つの原因をご紹介します。
- 病院・クリニックの存在を認知されていない
- かかりつけができやすく新規開拓されにくい
- 競合病院との差別化が図れていない
- 口コミなどの評価が低い・少ない
- 予約システムがない
病院・クリニックの存在を認知されていない
医院で患者さんを集客(集患・増患)できない5つの原因の一つに「存在を認知されていない」ことがあります。病院やクリニックがどれほど素晴らしい医療サービスを提供していたとしても、認知されていなければ集客できません。情報がオープンにされていないか、新規開業したばかりの病院であることが認知度の低い原因でしょう。
かかりつけができやすく新規開拓されにくい
「かかりつけができやすく新規開拓されにくい」ことも、病院やクリニックが集客できない原因の一つです。多くの患者さんは、かかりつけの医院を確保しており、診察の際その医療機関を利用します。レストランやスーパーとは異なり、患者さんはその日の気分で診察してもらう病院やクリニックを変えたりはしません。そのため、病院やクリニックは新規開拓することが困難なことも集客(集患・増患)が難しい要因の一つです。
競合病院との差別化が図れていない
病院やクリニックにおいてのマーケティングだけでなく、ビジネス業界において集客を成功させたいと考える場合、競合他社、他院との差別化を図ることは重要です。競合病院との差別化が図れないと、患者さんにとってはどの病院も同じです。患者さんは、差別化に成功している他の病院やクリニックに乗り換えてしまい、集客(集患・増患)につなげることは難しいでしょう。競合病院との差別化を図るには、自院の強みをアピールし、患者さんのニーズに合った情報を発信していくことが必要です。
口コミなどの評価が低い・少ない
「口コミなどの評価が低い、少ない」と、病院やクリニックは集客(集患・増患)することが難しいでしょう。口コミは、病院やクリニックの信頼性につながる重要な要素です。
たとえば、病院やクリニックが患者さんからよく認知されていたとしても、口コミなどの評価が低かったり少なかったりすると、患者さんは来院することをためらう場合があります。実際に自院を利用したユーザーの口コミに目を通し、そのうえで利用するかどうかを決めるケースもあります。口コミ評価が低いと、病院やクリニックを選ぶ際の選択肢にも挙がらない可能性もあります。
予約システムがない
患者さんを集客(集患・増患)できない理由の一つに「予約システムがない」こともあります。インターネットによる予約システムがないと、予約に手間がかかり、敬遠されてしまいます。
たとえば、電話でしか予約が取れない場合、日中忙しい患者さんが病院へ連絡することは困難です。しかし、インターネットによる予約システムが導入されていれば、24時間365日稼働しているため、患者さんを取りこぼすことがありません。
また、予約システムがないと予約に手間がかかるだけでなく、患者さんは待ち時間を予測しにくいというデメリットがあります。予約システムがないだけで、患者さんの選択肢から外れてしまう可能性があります。
病院・クリニックにおすすめ集客方法5選(オフライン編)
ここでは以下の5つのオフラインでの集客方法をご紹介します。オンラインでの集客方法と併用することをおすすめします。
- チラシ・パンフレット
- フリーペーパー、新聞広告
- 看板、ポスター
- テレビCM
- ラジオCM
チラシ、パンフレット
「チラシやパンフレット」は周辺地域に住んでいる患者さんの自院への認知度を高めるためのよい集客方法です。周辺地域に住んでいる患者さんの中には「近くの医院だから」との理由で利用している患者さんもいます。
チラシやパンフレットには、医療機関の名前や住所に加え、診療時間、診療内容、病院やクリニックの施設内の写真などを掲載するとよいでしょう。そのような情報は、患者さんが自院のことをよく知ることができ、どのような病院やクリニックなのかをイメージする助けとなります。
フリーペーパー、新聞広告
「フリーペーパーや新聞広告」を利用する集客方法もあります。チラシやパンフレットは地域住民の認知度アップに効果的な集客方法です。一時的に集中して伝えるには、地域密着のフリーペーパーや新聞広告を利用することをおすすめします。チラシやパンフレットと同じように、フリーペーパーや新聞広告は周辺地域に住んでいる患者さんの自院への認知度をアップします。
看板、ポスター
周辺地域に住んでいる患者さんに自院を知ってもらうには「看板、ポスター」も効果的です。電柱の看板やポスター、野立看板、窓などを活用したさまざまな種類があります。看板やポスターが大きければ、遠くを移動している人にも宣伝することが可能です。看板やポスターを見てもらえる時間は短時間であるため、いかに自院の情報を魅力的に掲載できるかがポイントでしょう。
テレビCM
病院やクリニックの集客(集患・増患)におすすめの方法に「テレビCM」もあります。テレビCMは地域問わず非常に幅広い患者さんおよびユーザーにアプローチできるオフライン広告です。数十秒ほどの動画広告ですが、費用負担が大きい集客方法です。たとえば、15秒のCMを1回放送するには、制作費を含めて15万円〜150万円程度の費用がかかります。テレビCMは複数回放送するケースも多く、視聴率の高いゴールデンタイム(19時〜22時ごろ)になるとさらに高額になる傾向があります。費用負担が大きい集客方法ではあるものの、特定の番組視聴者に対して効果的なアプローチ方法です。
ラジオCM
テレビCMと同じように「ラジオCM」も、病院やクリニックにおすすめの集客方法です。ラジオCMはテレビCMと比べると制作費などの費用負担を低く抑えることができます。音で強い印象を残せるラジオCMは自院の認知度をアップさせることはもちろん、ブランディングにも効果的です。ラジオは、番組により会社員や主婦、学生などリスナー層の偏りが明確になっています。そのため、ターゲットとなる患者層に向けてピンポイントで、かつ高頻度でアプローチすることが可能です。
病院・クリニックにおすすめ集客方法(オンライン編)

病院やクリニックにおすすめの集客方法にはいくつかありますが、ここではオンラインでの集客方法をいくつかご紹介します。
医療機関におすすめの集客方法(オンライン編)は、以下の6つです。
- ホームページ(Webサイト)
- ブログ(SEO対策)
- Googleマップ(MEO対策)
- リスティング広告
- SNS
- ポータルサイト
ホームページ(Webサイト)
スマートフォン利用者の増加が著しい現代において、効果的な集客(集患・増患)を行うには、公式「ホームページ(Webサイト)」の開設はもはや必須条件です。公式ホームページがあれば、病院やクリニックに関する基本情報はもちろん、考え方や診療方法や診療内容などの情報を24時間365日伝えることが可能です。公式ホームページにより、自院の強みを積極的にアピールし、競合他医院との差別化を図りましょう。自院の施設内の写真や院長先生のコメントなどを掲載し、ユーザーに安心感や信頼感を得てもらうことが可能です。
ブログ(SEO対策)
「ブログ」も病院やクリニックにおいて効果的な集客方法です。ブログを掲載する場合、ユーザーのニーズに合った内容を掲載していないと、ユーザーの興味を引くことはおろか、集客(集患・増患)につながることもありません。また、ブログで集客を成功させるには、有益な情報を掲載するだけでなく「SEO対策」も必要です。SEO対策とは、検索エンジンを最適化するテクニックのことです。検索時に上位に自分のサイトが表示されるように、サイトを最適な状態に準備しておきます。容易ではありませんが、SEO対策を地道に続けていくことで、ユーザーの興味や信頼を得ることができ、集客(集患・増患)につながるでしょう。
Googleマップ(MEO対策)
「Googleマップ」を利用した集客方法も病院やクリニックの集客(集患・増患)におすすめです。Googleマップにて「地域+診療科」の検索表示で自院が上位を獲得できれば、Googleマップを見て患者さんが来院するでしょう。そのためには、マップエンジン最適化の「MEO対策」が必要です。MEO対策を行うことにより、ユーザーが検索した際、Googleビジネスプロフィールの情報を上位に表示させることができます。Googleビジネスプロフィールの登録は無料で行えるため、コストをかけずに集客したい病院またはクリニックに最適です。
リスティング広告
「リスティング広告」も医療機関の集客(集患・増患)において効果的な集客方法です。リスティング広告は一種のインターネット広告です。検索連動型広告のことで、設定したキーワードでユーザーに検索された際、ページ上部の広告枠に掲載されます。単価を自分で設定できるため、予算に応じた運用が可能です。広告掲載までの時間も短く、上位表示できれば多くのユーザーに広告を見てもらえます。
SNS
「SNS」を活用することも、病院やクリニックの効果的な集客方法です。SNSをマーケティングに活用することは現代社会において常識となりつつあります。たとえば、LINE、Instagram、FacebookなどのSNSは、手軽に情報を発信することができ、ユーザーと直接コミュニケーションを取れることが魅力です。直接的コミュニケーションが取れれば、患者さんの診療予約を取ることも容易になり、利用者を増加させることにつながります。
ポータルサイト
ポータルサイトは、さまざまな医療機関の情報を網羅している情報サイトです。ポータルサイトの多くは、すでにSEO対策が施されているため、効果的に自院のホームページを上位表示させることが可能です。ユーザーは、地域や病名、診療科目からスムーズに病院やクリニックを探すことができるため、集客(集患・増患)につながりやすいと言えるでしょう。しかし、多くの医療機関もポータルサイトに登録しているため、競合が多いというデメリットもあります。
患者さんに選ばれる病院・クリニックになるためのポイント

病院やクリニックで利用できる効果的な集客方法には、さまざまなものがあります。しかし、闇雲に施策を実施しても効果を期待できません。
患者さんに選ばれる医院になるために気を付けたいポイントをいくつかご紹介します。
以下の5つのポイントを見てみましょう。
- 現状を把握・分析する
- 目的を設定する
- 競合病院と差別化する
- 良い口コミを獲得する
- Webサイトへのアクセスを増やす
現状を把握・分析する
まずは「自院の現状を把握し分析する」ことが重要です。たとえば、スタッフの患者さんへの対応を分析してみましょう。診察の際、患者さんにとって難しい専門用語での説明を行っていないでしょうか。また、自分の体調不安を感じている患者さんに対して、淡々と診察を行ってはいないでしょうか。不安を感じている患者さんに対して話を聞かず淡々と診察を行ってしまうと、患者さんに「冷たい病院」と思われてしまうかもしれません。患者さんのニーズを分析し把握することが必要です。患者さんのニーズに合った経営を目指すなら、新規患者の獲得やリピーターの獲得につながります。
目的を設定する
「目的を設定する」ことも重要です。自院の目的により利用する集客方法も変わります。たとえば、幅広いユーザー層に働きかけたい場合、チラシやパンフレット、SNS、公式ホームページなどさまざまな集客方法を実践しましょう。集客の目的をインターネットユーザーに絞り込みたいのであれば、チラシやパンフレットではなく、公式ホームページやポータルサイト、SNSと集客方法を絞る必要があります。
競合病院と差別化する
患者さんに選ばれる病院やクリニックにするために重要なポイントの一つに「競合病院と差別化する」ことがあります。競合病院と差別化を図ることができなければ、患者さんがA病院とB病院とで迷っている場合「違いがわからないから近いA病院に行こう」となりかねません。競合病院にはない自院の強みをアピールし差別化に成功すれば「A病院の方が近いけど、B病院の方が魅力的だからB病院に行こう」となる可能性があります。差別化できる自院の強みをアピールし、少しでも選ばれる可能性を上げることで効果的な集客(集患・増患)につなげていきましょう。
良い口コミを獲得する
「良い口コミを獲得する」ことも、患者さんに自院を選んでもらうための重要なポイントです。最近のユーザーは、行動を起こす前にまずインターネットで口コミをチェックします。病院やクリニックを選ぶ際も同様に、来院する前に「きちんと治療してくれるか」「スタッフの対応はどうか」などの要素を確認します。悪い口コミは病院やクリニックの評判を落としますが、逆に良い口コミは、ユーザーの病院やクリニックに対する信頼感を強める助けとなるため効果的です。

Webサイトへのアクセスを増やす
「Webサイトへのアクセスを増やす」ことも重要です。Webサイトを開設しただけでアクセス数が増えるわけではありません。できるだけ多くの患者さんやユーザーにWebサイトを閲覧してもらうためにSEO対策などの施策を実践する必要があります。SEO対策を実践することで、検索結果の上位進出を期待することができ、自院のWebサイトへのアクセス数が増加するでしょう。また、Googleマップを利用した施策も重要です。MEO対策を行うことで自院の情報を充実させ、検索上位に表示することで集客(集患・増患)につなげることが可能です。
病院・クリニックの集客方法に関するよくある質問
開業したばかりで、患者さんが集まりません。まず何をすべきですか?
まず公式ホームページを開設し、Googleビジネスプロフィールに登録してMEO対策を行いましょう。早期に認知度を高めたい場合は、リスティング広告やチラシなどの広告出稿も有効な一手です。
オンラインとオフライン、どちらの集客方法を優先すべきですか?
近年はインターネットで医院を探す患者さんが多いため、ホームページやMEO対策などオンラインを軸にするのがおすすめです。チラシや看板などオフラインも併用すると効果的です。
口コミ(レビュー)は集客にどのくらい影響しますか?
口コミは来院前の患者さんの不安を解消する重要な判断材料です。評価が低い・少ないと選択肢から外れやすく、MEO対策における露出にも直結するため、集客上とても重要です。
競合の病院・クリニックとの差別化はどう進めればよいですか?
自院の現状を分析し、患者さんのニーズを把握したうえで、専門性や設備、対応の丁寧さなど自院ならではの強みを明確にし、ホームページやSNSで積極的に発信しましょう。
リピーター(かかりつけ患者さん)を増やすにはどうすればよいですか?
日々の対応や説明の質を高め、予約システムで通いやすさを向上させることが重要です。また、良い口コミが集まれば「かかりつけ医」としての信頼形成にもつながります。
まとめ
この記事では、病院やクリニックが集客(集患・増患)できないよくある原因を解説しつつ、効果的に患者さんを集めるための具体的な方法やポイント、注意点などをご紹介してきました。
競合病院や競合クリニックの中から患者さんに選ばれる病院、クリニックになるためには、患者さんのニーズに応え、効果的な集客活動が行えているかがポイントになります。インターネットユーザーが増加している今日においてオンラインでのマーケティングには効果があります。しかし、公式ホームページを開設したり、ポータルサイトに登録したりしていれば必ず集客(集患・増患)につながるとは限らないため、チラシ、パンフレットなどのオフラインでの集客方法も併用していきましょう。
自院が取り組みやすい、自院の必要に合った集客方法をピックアップして、ぜひ効果的な集客(集患・増患)を行ってください。
病院・クリニックの集客にはオンラインがおすすめ
病院やクリニックで利用できる集客方法はさまざまですが、スマートフォンやインターネットの普及にともないWebで医療機関を検索するユーザーが増えています。そのため、病院やクリニックの集客にはオンラインがおすすめです。
オンラインでの集客方法は初期費用などがかかるものの、チラシやパンフレット、テレビCMなどの公共通信の広告に比べて運用コストを抑えることが可能です。
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執筆者
株式会社ITreat
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