【2024年最新】整形外科クリニック担当者様必見!集客・集患の5つの対策ポイント
最終更新日:2024/04/26
公開日:2021/09/01
〜はじめに〜 どこまで集客・集患対策ができていますか?
整形外科・クリニックの先生方で、以下のような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
●新規の患者さんがなかなか増えない
●集客(集患・増患)したいけど、どうすれば良いか分からない
●色々取り組んでいるけど、なかなか集客(集患・増患)につながらない
既存の患者さんも継続して通院してくれる保証はなく、より多くの患者さんに足を運んでもらうためには、常に集客(集患・増患)できるよう効果的な対策を行う必要があります。
では、その対策を行うためにはどうすればいいのでしょう。
経営数値を管理し目標数値を設定していますか?
集客・集患対策で重要なことは、経営数値を管理し目標数値を設定することです。
経営数値を把握することで、自院の強みや集客・集患ができていない原因が分かる場合があります。
また現状を把握していないまま施策を行っても、どれくらい効果があったのか比較検証が出来ません。
これから集客・集患対策を行うのであれば、まずは経営数値を把握・管理し目標数値を設定しましょう。
把握すべき経営数値は以下の通りです。
●レセプトの枚数
●延べ患者数
●初診の数
●新患の数
●Webからの新患の数
●再初診の数
●レセプトの単価
●通院の回数 など
現時点の経営数値を把握し、目標数値を設定することで、これから行う対策でどのくらい効果が出たのかが分かるようになります。
この数値を把握していない方は、まずはこれらを整理するところからはじめましょう。
では、整形外科・クリニックにおける集客・集患の5つの対策ポイントをご紹介していきます。
整形外科・クリニックとしての集客・集患の課題
整形外科・クリニックとしての集客・集患の課題は、自院の強みを活かし、変化する状況に対応することです。
周知の通り、日本は少子高齢化が加速する一方です。当然のように医療業界も、少子化・高齢化によって大きな影響を受けています。少子化により影響を受ける診療科もあれば、高齢化により患者さんが増加する診療科もあるでしょう。将来、人口減少が加速すれば、限られた患者さんを取り合うことになるかもしれません。
▼参考データ:高齢化の現状と将来像(内閣府ホームページ)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/s1_1_1.html
▼参考データ:高齢者の人口(統計局ホームページ)
https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1261.html
整形外科・クリニックを必要とする患者さんは増加
前述の通り、高齢化が進めば高齢者の増加とともに骨粗しょう症などの疾患に悩む数は増加、整形外科・クリニックを必要とする患者さんは増えていくでしょう。
増加する患者さんを取り込むために重要なことは、自院の強みを理解してもらうことです。
自院の強みや魅力を患者さんにアピールすることで、自院への集客・集患に繋がります。
患者さんはどうやって整形外科・クリニックを探して選ぶのか
集客・集患するうえで重要なことは、患者さんはどうやって整形外科・クリニックを探して選ぶのかを理解することです。知り合いの紹介や街中にある看板など、クリニックを知るきっかけは様々ですが、どのような過程で訪れるのか理解することが集客・集患につながります。
以下の2点を理解し、効果的な対策を行いましょう。
●どのような流れで探すのか
●患者さんは何を求めているのか
どのような流れで探すのか
一般的に、患者さんは以下のような流れで整形外科・クリニックを探しています。
●症状が発生する
●症状を治療できる病院を調べる
●病院ごとの得意分野・実績などを確認
●自分にとって最適だと思う病院へ初診に訪れる
患者さんにしてみれば、治療ができればどこの病院でも良いわけではありません。治療ができる病院を探し、その中で最適な病院はどこなのかを調べてから、初診に訪れるわけです。
そのため、『調べる』という行為の中に、まず自院の情報が存在している必要があり、その上で選んでもらう必要があります。
患者さんは何を求めているのか
患者さんが整形外科・クリニックに対して求めていることは、主に以下の2点です。
●通院のしやすさ
●安心感と信頼性
患者さんが何を求めているのかを理解できていれば、効果的な対策を行えます。
通院のしやすさ
患者さんは、通院のしやすさを重視しています。
病院は自宅からどのくらいの距離なのか、駐車場はあるのかなどがポイントです。慢性的な症状の場合には、繰り返し通院する必要があるため、快適に利用できることが重視されます。
最寄りの駅やバス停はどこか、駐車場はどこにあるのかなど、できるだけ詳しい情報を掲載しておきましょう。
また、通院のしやすさは、病院までのアクセスだけがすべてではありません。夜間も対応しているのか、土日・祝日も診察してもらえるのかなど、総合的に判断します。
安心感と信頼性
患者さんは、利用したことがない整形外科・クリニックに対して、信頼関係が構築されていないため不安感を抱きがちです。
そのため、自分の体を診てもらう整形外科・クリニックに対して安心感と信頼性を求めています。
どんな医師がいるのか、どんな実績があるのか、どんな雰囲気なのか、最新機器は導入されているのかなど、患者さんが気になるポイントを紹介しておきましょう。治療に当たる医師・スタッフの顔が分かるだけでも、イメージアップと安心感につながります。患者さんに信頼できる病院だと思ってもらうことが重要です。Googleマップやポータルサイトの口コミ、クリニックの公式ホームページなども安心感と信頼性につながる情報の1つです。
集客・集患するために情報を発信する方法
自院を見つけてもらうために情報を発信する方法は、以下の6つです。
1. チラシ、看板などのオフライン広告を出す
2. ポータルサイトに登録する
3. 公式ホームページを作成/更新する
4. リスティングなどの広告を出す
5. Googleマイビジネス(口コミ)を活用する
6. SNSを使う
それぞれの方法の効果や実施する難易度について解説します。
チラシ、看板などのオフライン広告を出す
整形外科・クリニックの情報は、オフライン広告を出すことで発信できます。オフライン広告とは、チラシやパンフレット、看板などです。
紙媒体であるチラシやパンフレットは、パソコンとプリンターで自作することができますし、専門の制作会社に外注することもできます。外注する場合は、サイズが大きくなるほど高額になる点に注意しておきましょう。
また、制作したチラシやパンフレットを配布する手段も検討する必要があります。
新聞やフリーペーパーに挟んで配達するのか、直接ポストに入れるポスティング、駅などで歩いている人に手渡しする方法などです。
看板を作成・設置することで、不特定多数の人に情報を発信することもできます。初期費用はかかりますが、一度設置すればしばらくはメンテナンスの必要がなく、手間をかけずに情報を発信できる方法です。
ポータルサイトに登録する
ポータルサイトに登録することでも、整形外科・クリニックの情報は発信できます。
ポータルサイトとは、特定のジャンルのサイトを集めて紹介しているサイトです。
病院に関するポータルサイトには、例えば以下のようなものがあります。
●Caloo(カルー)
●病院なび
●QLife(キューライフ)
●EPARK
●SCUEL(スクエル)
ポータルサイトには、主に以下のような基本的な情報が掲載されています。
●所在地
●電話番号
●診療時間(曜日)
●診療科目
●公式ホームページ
ほとんどのポータルサイトでは、自院の情報の新規掲載や情報更新に費用がかかりません。どのくらいの患者さんに読んでもらえるかはポータルサイト次第ですが、費用や手間をかけずに情報を発信できる方法です。
ただし、サイトによっては集客(集患・増患)を目指す上で有料のサービスがあるなど、費用が発生する場合もあるため、活用するには注意が必要です。
公式ホームページを作成/更新する
公式ホームページを作成/更新することで、整形外科・クリニックの情報を発信することも可能です。
ポータルサイトを利用する場合と似た方法ですが、以下のようなメリットがあります。
●発信する情報をいくらでも増やせる
●自院のブランディングになる
●公式ホームページを持つことで信頼感を与えられる
公式ホームページへの集客や情報更新、維持管理など、手間や費用がかかりますが、情報量や見せ方の自由度・オリジナリティ(独自性)という点でポータルサイトと差別化されます。
参考に弊社による公式ホームページの制作実績をご紹介いたします。
▼制作実績例:森整形外科リハビリクリニック
https://itreat.co.jp/work_web/49
▼制作実績例:西新町整形外科
https://itreat.co.jp/work_web/57
▼制作実績例:養老整形外科クリニック
https://itreat.co.jp/work_web/75
▼制作実績例:うえだ整形外科クリニック
https://itreat.co.jp/work_web/99
リスティングなどの広告を出す
公式ホームページを多くの人に見てもらう方法として、リスティング広告という方法があります。
代表的な掲載媒体は、以下の通りです。
●Googleが提供するGoogle広告
●Yahoo!が提供するYahoo!広告
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンにおいて、ユーザーが検索したキーワードに合わせて掲載する広告です。例えば、検索結果画面の中で自然検索の上に自院の情報を掲載することが可能です。
リスティング広告を出すには費用がかかりますが、見込みの高い顕在層に対してアプローチできたり、すぐに広告が出せるため即効性のある効果が期待できます。
Googleマイビジネス(口コミ)を活用する
Googleマイビジネス(口コミ)を活用することで、整形外科・クリニックの情報を発信することも可能です。
Googleマイビジネスとは、Google検索やGoogleマップなどのGoogleが提供しているサービスに、自院の情報を登録できる無料のツールです。
Googleが提供しているサービスは多くの人が利用しているため、効率良く情報が発信できます。
SNSを使う
整形外科・クリニックの情報は、SNSを使うことでも発信できます。
情報発信におすすめのSNSは、FacebookやTwitter、LINEです。
情報発信に画像を利用する場合には、Instagramも視野に入れておきましょう。
SNSは多くの人が日常的に利用しているツールなので、不特定多数の人に情報を発信できます。共感を得る情報や有益な情報を発信することで、情報が拡散されやすい点がメリットです。
継続して通院してもらうためには
継続して通院してもらうためには、以下の2点を理解する必要があります。
●ホームページの情報を充実させる
●更新頻度の重要性
ホームページなどの情報を充実させ、患者さんの身近な存在に
シニア世代もスマホを持つようになり、昨今ホームページからの情報収集は当たり前になっています。ホームページなどの情報を充実させることで、患者さんの身近な存在になります。
以下の5点を意識しながら、ホームページなどの情報を充実させましょう。
●どんな医師・スタッフがいるのか
●どんな施設でどんな設備があるか
●独自の強み
●SEO対策
●MEO対策
どんな医師・スタッフがいるのか
どんな医師・スタッフがいるのかは、ホームページなどの情報を充実させる上で重要なポイントです。安心感にもつながるため、顔のわかる写真を用いて情報発信するとよいでしょう。
以下の点を意識して情報を発信しましょう。
●院長や医師の経歴
●専門的な技術があるのか
●スタッフはしっかり教育されているのか
●女性の医師・スタッフは勤務しているのか
どんな施設でどんな設備があるか
どんな施設でどんな設備があるかといった情報を発信することで、充実したホームページになります。
専門性が要求されるクリニックでは、最新機器が導入されているかは、重要なポイントです。
治療に関する機器だけでなく、待合室の設備や内装、雰囲気も分かるようにしておきましょう。文章では伝わりにくい情報なので、画像や動画を活用すると効果的です。
独自の強み
自院の強みや他院との違いも、ホームページなどの情報を充実させる上で重要なポイントです。
より具体的で明確な内容であればあるほど患者さんへのアピールにつながります。
すでに開院されている整形外科・クリニックであれば、実際に通っている患者さんにどんな理由で自院を選び通っていただけているのかアンケートをとってみるのもよいでしょう。患者さんを集客し、継続して通院してもらうために、独自の強みをアピールすることを心がけましょう。
SEO対策
患者さんにホームページの存在を知らせるためには、GoogleやYahoo!などの検索エンジンに対するSEO対策が必要になります。
SEO対策とは、「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」の略称で、検索結果の上位にホームページを表示させることです。検索したときにホームページが表示されていなければ、患者さんはホームページにたどりつけません。適切なSEO対策を行うことでホームページが検索結果の上位に表示されるため、多くの人に読んでもらえる可能性が高くなります。
MEO対策
MEO対策も、患者さんにホームページの存在を知らせるために重要になります。
MEO対策とは、「Map Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)」の略称です。患者さんが特定の地域の病院を検索した時に、Googleマップにおける地図エンジン上でGoogleマイビジネスで登録したクリニックの情報を検索結果の上位に表示させることです。
更新頻度の重要性
ホームページなどで情報を発信する場合は、更新頻度が重要です。
どれだけ有益な情報であっても、何年も前の古い情報では信頼感を損ねてしまう可能性があります。
毎日情報を発信する必要はありませんが、1か月に1回新規投稿するなど、定期的に情報を発信するようにしましょう。
ホームページを活用した集客・集患は専門業者に相談
ある程度の知識と経験があれば、ホームページに自院の情報を掲載することは難しいことではありません。しかし、ホームページに集客するのは簡単なことではありません。適切なSEO対策を行ったり、リスティング広告を利用するなど対策する必要があります。
SEO対策は自身で行うことも可能ですが、最大限に効果を発揮するためには専門知識が必要ですし、リスティング広告を出すには一定の費用が発生します。
ホームページを活用して集客・集患する場合は、専門業者に相談しましょう。
〜まとめ〜 集客・集患するための5つの対策ポイント
集客・集患するための対策ポイントは、以下の5つです。
1. 整形外科・クリニックとしての集客・集患の課題
2. 患者さんはどうやって整形外科・クリニックを探して選ぶのか
3. 集客・集患するために情報を発信する方法
4. 継続して通院してもらうためには
5. ホームページを活用した集客・集患は専門業者に相談
多くの患者さんはホームページをチェックしたうえで利用する否かを判断しています。これから整形外科を開業する予定、もしくはすでに運営しているけれど集客(集患・増患)がうまくいっていない場合は、ホームページに注力するのがおすすめです。
満足できるほどの集客(集患・増患)を実現するためにも、今回ご紹介したポイントを参考にホームページを制作してみましょう。
なお、整形外科・クリニックなどの医療機関へリハビリに通所する患者さんのために、「集客(集患・増患)に特化したホームページを作りたい」「本格的にSEO対策を行いたい」ということであれば、ぜひ株式会社ITreatのMHPまたはメディカルSEOをご利用ください。最適なホームページ制作のプランおよびSEO対策をご提供します。
お問い合わせはこちら
執筆者
株式会社ITreat
Webディレクター/リーダー
大手求人情報誌のデザイナー、インハウスのWebデザイナーを数年経験。Webディレクターに転身後、Web事業を展開している上場企業を経て、2019年に株式会社ITreat入社。現在は病院・クリニック・リハビリ施設サイトのディレクションを担当。社内外のSEO対策にも従事。
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