歯科医院にSEO対策は必要?集客に効果的な方法をWebのプロが紹介
最終更新日:2023/04/05
公開日:2021/05/14


コンビニよりも多いといわれている「歯科医院(歯医者)」。だからこそ、「集客(集患・増患)を図るにはどうすべきか」と悩んでいる歯科医師の方もいるのではないでしょうか。
満足できるほどの集客(集患・増患)を実現するには、ホームページのSEO対策に注力する必要があります。自らの歯科医院(歯医者)のホームページが上位表示されれば、認知してもらいやすくなるため、来院してもらえる可能性が高まります。
そこで今回は、歯科医院(歯医者)におけるホームページのSEO対策についてご紹介します。具体的な方法について解説しているので、ぜひご参考ください。
そもそもSEO(検索エンジン最適化)って何?
集客(集患・増患)を図るにはホームページのSEO対策が必要とお伝えしましたが、「そもそもSEOって何?」と疑問に感じている歯科医師の方もいるかもしれません。そこで、まずはSEO(検索エンジン最適化)の概要をご説明します。
ホームページ制作に欠かせないSEO
SEOは「Search Engine Optimization(サーチ エンジン オプティマイゼーション)」の略語であり、「検索エンジン最適化」とも呼ばれています。具体的には、「Google(グーグル)」「Yahoo!(ヤフー)」「Bing(ビング)」といった検索エンジンにて特定のキーワードで検索した際に、検索結果の順位の上位に自らのホームページを表示させる施策のことを指します。
たとえば「地名(エリア名)+歯医者」で検索をした際、多くの方は検索結果の1ページ目に表示された歯科医院(歯医者)のホームページにアクセスします。言い換えれば、2ページ目以降に表示されたホームページはアクセスされる可能性が低いということ。つまり、いくら立派なホームページ・コンテンツを作成しても、2ページ目以降に表示されると認知してもらう確率は低いのです。Web上の検索結果にて、ホームページが表示される順位が高いほど、アクセスしてもらえる可能性も高まるのでSEO対策は欠かせません。
こうした点から、せっかく作ったホームページ・コンテンツを台無しにしてしまわないためにも、そして集客(集患・増患)につなげるためにも、SEOに注力して上位表示を目指すことが大切といえます。
ホームページは来院や集客(集患・増患)に直結する
歯科医院の集客(集患・増患)方法には、看板やポスティング、テレビ・ラジオ広告の活用などがありますが、なかでも有効的なのがホームページです。
今は、パソコンやスマートフォンを使ってWeb上でさまざまな情報を簡単に調べられるため、歯科医院(歯医者)についてもホームページを見て利用するか否かを決めている方がほとんどです。弊社が実施したアンケートによると、患者さんの3人に1人以上が検索時に「公式サイトの情報を参考にする」と回答しています。そのため、ホームページを作成することは、集客(集患・増患)を図るうえで欠かせないといえます。ただ作成するのではなく上述したSEO対策をしっかり行えば、上位表示され多くの人に認知されやすくなるので、さらなる集客(集患・増患)につながりやすくなります。

歯科医院(歯医者)においてのSEO対策4選

歯科医院(歯医者)にてホームページのSEO対策を行う際は、以下の4つに注力しましょう。
MEOを意識した対策
MEOとは「Map Engine Optimization(マップ エンジン オプティマイゼーション)」の略語で、自らの歯科医院(歯医者)をGoogleMap上で検索しやすくする施策を指します。
昨今Googleでは、検索した人物の現在地周辺の地域にある店舗を表示する「ローカル検索」が実施されています。また、利用する店舗を探す際に多くの人がGoogleMapを利用しているそう。こうした点から、MEO対策を行って自らの歯科医院(歯医者)をGoogleMap上で検索されやすくすれば、自ずと認知度を向上でき、近隣地域に住む方々の集客(集患・増患)につなげやすくなると考えられます。
ターゲット選定が重要
SEO対策を通して集客(集患・増患)効果を高めるには、ターゲット選定にも注力することも大切です。仮にターゲット選定を怠ると、どう宣伝すればよいかわからなくなり、誰にも響かないようなアプローチしかできなくなってしまいます。その結果、思うような集客(集患・増患)効果を得られない可能性があります。また、ホームページを作成する際に、掲載する情報やデザインの方向性が定まらないことも。こうした状況を避けるためにも、SEO対策を行う際はあらかじめ「自らの歯科医院(歯医者)のターゲット」を明確にしましょう。
患者さまの立場で考えたサイト構成
患者さまの立場で考えたサイト構成にすることも、SEO対策をするうえで大切なポイントです。たとえば「重要な情報がわかりにくいところにある」「全体的に見づらい」など、ホームページの構成に不備がある場合、時間をかけてまで求めている情報をサイト内から探す方はほとんどいません。ほかの歯科医院(歯医者)のホームページに移ってしまう可能性があります。
自らの歯科医院(歯医者)のホームページを見てもらうためにも、そして来院につなげるためにも、「患者さまが何を求めているのか」「見やすくするにはどうしたら良いのか」などを考え、サイトを構成しましょう。
患者さまを意識したキーワード策定
くわえて、患者さまを意識したキーワード策定を行うことも大切です。仮にほとんど検索されないようなキーワードでSEO対策を行うと、上位表示されたとしても患者さまに見てもらうことはできません。反対に、ターゲットを含む多くの方がよく検索するキーワードでSEO対策を行えば、上位表示されたときにホームページへアクセスしてもらえる可能性が高まります。
ホームページと歯科医院(歯医者)の雰囲気の一致
SEO対策による集客(集患・増患)効果を高めるには、ホームページのデザインにもこだわる必要があります。仮に、ホームページのデザインと歯科医院(歯医者)の雰囲気がミスマッチだった場合、そのギャップに患者さまが不安を感じる可能性があります。SEO対策がうまくいき集客(集患・増患)につなげられたとしても、患者さまに不安を与えるようでは成功とは言い切れません。誰もが安心して利用できる歯科医院(歯医者)にするためにも、ホームページのデザインと歯科医院(歯医者)の雰囲気は一致させるようにしましょう。
歯科医院(歯医者)においてもSEO対策は必須

歯科医院(歯医者)は競合が多いため、ホームページを見てもらえないと集客(集患・増患)につなげるのが難しくなります。そのため、積極的にホームページのSEO対策に着手することが大切です。
対策がわからない場合には専門家に聞くのもよい
SEO対策を通して集客(集患・増患)効果を高めるには、専門的な知識が必要になるほか、継続して取り組むことが欠かせません。そのため、「自ら着手するのは不安」と感じる歯科医師の方もいるかもしれません。もし心当たりがあれば、専門家を頼ってみてはいかがでしょうか。
SEO対策の専門家であれば、すでにノウハウを熟知しているため、実践的なアドバイスをもらえる可能性があります。また、SEO対策は継続して行っていく必要があり、そのためのメンテナンスをサポートしてもらえる場合もあります。こうした点から専門家の力を借りることは、より効率的に自らの歯科医院(歯医者)のホームページをSEO対策することにつながるといえます。
まとめ
歯科医院(歯医者)は数が多いため競争が激しく、工夫を取り入れなければ集客(集患・増患)を図るのが厳しくなります。宣伝のために看板やポスティング、テレビ・ラジオ広告を活用するのもよいものの、より効率よく集客(集患・増患)効果を得るなら「ホームページのSEO対策」に注力するのがおすすめです。今回ご紹介したポイントを参考にしながら、自らの歯科医院(歯医者)のホームページを上位表示させましょう。なお、SEO対策は一度成功すれば終わりというわけではないため、専門家の力を借りるなどしながら、継続的にメンテナンスするようにしましょう。
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執筆者
株式会社ITreat
Webディレクター/リーダー
大手求人情報誌のデザイナー、インハウスのWebデザイナーを数年経験。Webディレクターに転身後、Web事業を展開している上場企業を経て、2019年に株式会社ITreat入社。現在は病院・クリニック・リハビリ施設サイトのディレクションを担当。社内外のSEO対策にも従事。
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