歯科医院の運営において、予約システムを導入または見直すことで、より効率のいい運営ができるようになります。しかし、歯科の予約システムは非常に多くの会社から提供されており、どれを選べば良いのか悩まれる方が多いのではないでしょうか。

この記事では、予約システムを選ぶ上で失敗しないためのポイントや導入時の注意点について徹底解説。厳選した各予約システムについての特徴も紹介していきますので、自身が運営している歯科医院に導入または予約システムの見直しを検討されている院長先生や歯科医師の方は、是非、参考にしてください。

失敗しない！歯科医院の予約システムの選び方と比較ポイント

歯科医院の予約システムとは、その言葉の通り、歯科医院の予約受付に対応しているシステムのことで、本当に多くの会社から予約システムが提供されています。インターネットで調べてみても、非常に多くの情報が出回っているため、どの予約システムが自院に適しているのか判断するのが難しいのではないでしょうか。

ここでは、歯科医院の予約システムの選び方と比較ポイントについて見ていきましょう。

機能とカスタマイズ性

歯科予約システムの基本的な機能は患者さんの『予約管理』です。「いつ、だれが、どんな目的で来院するのか」をデーターベースに管理し、歯科医院内のスタッフ間で共有します。クラウド型の場合は、パソコンやスマホでの一元管理が可能で、オンラインで患者さんによる予約・来院日時の変更・キャンセルなども可能です。
そのほかの機能として、予約リマインダー機能やインターネット予約と電話予約を統合して管理できる機能、そしてキャッシュレス決済システムやレセコンと連携させるための機能などがあり、比較検討する際に重要なポイントです。
さらには、患者さんと予約の確認を取るために、LINEなどのSNSに対応している予約システムを導入する歯科医院もあります。

また比較検討するポイントとして、カスタマイズ性があるかどうか、が挙げられます。自身が運営する歯科医院に適した設定にできるかどうかや、表示パターンや色の変更など、カスタマイズが可能だと使いやすさにもつながります。自身の運営する歯科医院に必要な機能を自由にカスタマイズできるかどうかも考慮しましょう。

使いやすさ・操作性

歯科医院の予約システムを選ぶポイントの中に、「使いやすさ」も重要なポイントとなります。来院される患者さんにとって予約システムが使いやすくなければ、他の医院に移ってしまうケースがないとは言えません。特に、スマホの利用が一般化しているため、スマホやPCなどから簡単に予約が取れる必要があります。

さらに、患者さんにとって使いやすいだけでなく、歯科医院のスタッフにとっても使いやすくなければなりません。予約システムが複雑で使いづらいならば、トラブルが起きたときに対応が遅れてしまい、問題がさらに大きくなってしまう恐れがあります。
患者さんとスタッフの両者が使いやすい予約システムである必要があるでしょう。

費用対効果

予約システムを選ぶ上で重要になる一つの要素に「費用対効果」というポイントも挙げられます。予約システムの導入費用に見合った、患者さんの集客（集患・増患）、または業務効率の改善を望めるかが重要です。

歯科予約システムの利用料金は、月額で数千円〜数万円とシステムによって異なります。レセコンとの連携機能を備えたシステムは数百万円になるものまであります。なかには、無料お試し期間が設けられているものもあります。自身が運営する歯科医院の必要に応じて検討しましょう。

独自性

予約システムの基本的な機能やサービスは似たようなものが多いため、オリジナルの機能や独自のサービスなど「独自性」で選ぶことも可能です。患者さんとのコミュニケーションを図ることを目的とした診察券のアプリや、音声認識技術を用いたサービス機能など、システムによってさまざまです。他院との差別化につながり、集客効果が期待できる機能・サービスもあるため確認しましょう。

セキュリティ対策

近年、コンピューターウイルスによるトラブルが増大しています。歯科医院の予約システムもオンライン上で使用することから、インターネットにおける「セキュリティ対策」が重要です。患者さんの個人情報が漏えいしてしまうと、歯科医院の信頼問題へと発展しかねません。予約システムを選ぶ際には、より強固で安心できるセキュリティ対策を備えているかを確認しましょう。たとえば、予約システムにアクセスする際にIDやパスワードが備わっているかどうか、万一のときに備えて、データをバックアップしてくれる機能が付いていると安心できます。

サポート体制

歯科医院の予約システムを選ぶ際のポイントとして、「サポート体制」も考慮しましょう。
歯科予約システムを提供している会社は、大抵の場合、サポートセンターを設置しています。はじめて予約システムを導入する歯科医院にとって「サポート体制」が整っていることは安心材料の一つです。万が一のトラブルのときなどに、サポートサービスの有無は重要です。
各社サポートの体制に違いがありますが、サポート担当者と画面を共有して、遠隔操作にて説明を行うリモートサービスも存在します。どのようなサポートがあると助かるのか比較検討することで、自身の運営する歯科医院に合った歯科医院予約システムを選びましょう。

口コミ・評判

歯科医院の予約システムを選ぶ上で、実際に利用した歯科医院の評判が気になる方も多いのではないでしょうか。実際に、予約システムを利用してみた歯科医院の意見が掲載されているサイトが複数あります。予約システムをいくつかに絞り、そのシステムを実際に利用した「口コミや評判」を見てみましょう。

ただし、あくまでも参考程度と捉えることが重要です。歯科医院ごとに状況は異なるため、自身の歯科医院でも同じ結果になるとは限りません。参考にし、一緒に働くスタッフの意見も取り入れながら最終的に判断しましょう。

歯科医院が予約システムを採用するメリット

歯科医院が予約システムを採用する理由は、患者さんの予約管理や予約状況を確認するということだけにありません。予約システムを導入することによってさまざまな分野でのサービスを改善することが可能になりますし、歯科医院の経営戦略の立案にも役立ちます。

歯科医院が予約システムを採用するいくつかのメリットを見ていきましょう。

キャンセル対策

歯科医院が予約システムを採用するメリットの1つに「キャンセル対策」があります。患者さんの予約キャンセルは、歯科医院にとって大きな経済的負担です。
さらに、当日の無断キャンセルは自身の運営している歯科医院にとって大きな迷惑となりますが、それと同時に他の患者さんにも影響が及びます。予めキャンセルだとわかれば、その空いた診療枠を他の患者さんに使うことができるからです。

また予約システムの導入は、患者さんの予約忘れ防止にもつながります。自動のリマインド機能が備わっていれば、予約の確認メールを自動で送信することなどができます。患者さんに事前に通知することで、予約忘れに効果的でしょう。

集患・リピート

歯科医院が予約システムを採用するメリットの1つに、患者さんの集客（集患・増患）や患者さんのリピートにつながることも挙げられます。予約受付がシステム化されていれば、患者さんは予約を取るために歯科医院にわざわざ電話を掛けなくても、手軽にスマホで予約を取ることができますし、スマホで予約状況を確認することもできます。「予約」という行為自体のハードルを下げることにつながり、患者さんの集客（集患・増患）、患者さんの定着を期待できます。

また予約システムで患者さんの情報を共有することは、患者さんの満足度向上にもつながります。スタッフ間で患者さんに関する情報を把握できていれば、たとえば診療後のタクシー配車など、患者さんの行動・要望を先回りした対応が可能になり、信頼関係を築くことができるでしょう。情報を共有し、患者さんに寄り添ったサービス・対応に活用することで、患者さんの定着効果を期待できます。

業務効率化

歯科医院の受付業務には、患者対応やカルテの整理、会計業務など多種多様です。しかし、予約システムを導入することで歯科医院の受付スタッフの業務を軽減し効率化を図ることが可能になります。
たとえば前述した予約の自動リマインド機能などは、一部の業務が自動化されるため、スタッフの業務負担を軽減することができます。業務効率化を図ることは、スタッフの満足度のアップにつながり、スタッフの職場定着率がアップする効果も期待できます。

データ分析

データ分析機能を備えている予約システムもあります。患者層や予約キャンセル率など、さまざまな情報を関連付けて分析・管理することが可能になることで、今後の予約管理や経営数値の予測を立てることができます。データを分析することで、患者さんの生活に合った予約時間を提案したりすることも可能になるでしょう。

歯科医院が予約システムの導入時に注意すべきポイント

歯科医院にとって予約システムを導入することは大きなメリットとなり得ますが、デメリットとなってしまう場合もあります。予約受付がシステム化されることは、患者さん側にもそれを利用できる環境が求められることになり、患者さんによっては相性が良くない方もいるでしょう。予約システムの導入を検討する際は、以下の2点についても注意しましょう。

ネット予約に慣れていない人

患者さんによっては、ネット予約に慣れていない人がいるかもしれません。患者層が高齢の場合、スマホやPCの操作に慣れていなかったり、そもそも持っていないという人もいるでしょう。そうなると、歯科医院の業務効率化向上を図ろうとして導入したはずが、使い方の説明などに時間を奪われ逆に業務負担になってしまう恐れがあります。

使いこなすまでに時間が必要

歯科医院が予約システムを導入することは、多くの点で業務効率化を期待できることですが、患者さんだけでなく、歯科医院で働くスタッフにとってもシステムに慣れる時間が必要です。予約システムを導入する前に、可能ならば無料のお試しプランを利用してみたり、デモ版を利用することをおすすめします。少なからず使用感を確かめてから導入することで、スタッフも安心して予約システムを利用することができるでしょう。

【厳選】おすすめの歯科予約システム9選！特徴と料金を徹底比較

実際におすすめできる歯科予約システム9選をご紹介します。それぞれの特徴や必要な初期導入費用または月額費用について見ていきましょう。

アポツール アンド ボックス（Apotool & Box）

アポツール アンド ボックスは、歯科専用のクラウド型システムです。サーバーを設置する必要がないため、歯科医院やクリニック内の省スペース化を実現。シンプルで使いやすいカレンダー機能をはじめ、キャンセル待ちの患者さん登録や、予約・リマインドの自動配信など、基本的な機能を網羅しています。診察券のアプリやデータ分析などのオプションも充実しています。

料金は、各プラン（ベーシック・スタンダード・アドバンス）によって異なります。月額料金はどのプランも基本的に18,000円ですが、サポートサービスやオプションを追加することで料金が変わってきます。月額料金に加えて初期導入費用がかかりますが、その費用は150,000円からとなっています。

▼アポツール アンド ボックス（Apotool & Box）
https://apotool.jp/

デンタマッププラス（denta map plus）

デンタマッププラスは、歯科医院を含む医療業界向けの予約システムの開発に特化した企業が提供するシステムです。シンプルな操作で利用できることが最大の魅力で、ネット予約、自動予約確認メール、チェアサイド予約、リスト管理、レセコン自動連携機能など、多様な患者さんリストの中から対象を抽出することに充実している予約システムです。さらに、デンタマッププラスの特徴は、最短5日で導入できる点と、オプションでサポートサービスも受けられる点です。費用は、月額7,500円からとなっています。

▼デンタマッププラス（denta map plus）
https://plus.dentamap.jp/

デントネット（DentNet）

デントネットは、予約管理だけでなく歯科医院の経営に特化したシステムです。細やかな設定が可能で、予約システムを利用する歯科医院のオリジナリティを構築することができます。さらに、レセコン連携、24時間ウェブ予約、リライトカード（磁気診察券）、そしてCTI（受電時に患者情報を表示する）といった機能を搭載しています。多様な設定が備わっていることから、使いこなすために少し時間が必要かもしれませんが、歯科医院自ら使いやすい使用に設定できることが魅力の一つです。

初期導入費用は、基本ソフトライセンス料にデントネットパソコン1台の料金で27,000円（ビジネスクレジットの場合）です。
月額サービス利用料はユニットの台数に応じて変動します。ユニット7台までなら14,500円、8〜12台までは20,000円、13〜18台までは30,000円、19〜24台までは40,000円です。25台以上は要相談となっています。（※価格は税別）

▼デントネット（DentNet）
https://www.dentnet.org/

アポデント（ApoDent）

アポデントは、歯科医院に特化した予約システムで、予約状況の共有、空き状況の検索、キャンセル待ち管理などの機能に加え、オリジナルリライトカードや定期健診対象者リストを作成することができる機能もあることが魅力です。LINEなどのSNSでのリマインド機能も備わっているほか、電話によるボイスメッセージによる予約リマインドが可能です。

費用は、初期導入費用が59,800円、月額料金が5,000円となっています。さらに、オプションも充実しており、オプション追加により料金も変わってきます。

▼アポデント（ApoDent）
https://apodent.narcohm.co.jp/

デンタルアクセス（DENTAL ACCESS）

デンタルアクセスは、多彩な機能を提供して歯科医院およびクリニックの運営をサポートしてくれることが最大の魅力の一つです。多彩な予約事前連絡機能や、使いやすい電子予約帳、レセコン連携、マルチクライアント機能、リライト診察券などの機能があります。

多彩なカスタマイズによって料金が異なります。詳しい料金については、見積りを依頼して確認してください。

▼デンタルアクセス（DENTAL ACCESS）
https://www.dental-access.jp/

ジニー（Genie）

ジニーの特徴は、リマインドメールの自動送信、レポート生成機能などにより、患者さん一人ひとりに合わせたメンテナンス管理を行える点です。さらに、充実した予約管理システムにより、キャンセル率の減少や中断・離脱対策などを実現し、歯科医院の経営基盤の安定化を図ることが可能です。

料金に関する情報はジニー公式ホームページにも載っていないため、詳しくは直接見積り依頼を行ってください。

▼ジニー（Genie）
https://genie-dc.com/

クリニック クラウド（CLINIC CLOUD）

クリニック クラウドは、単なる歯科医院のための予約システムにとどまらず、歯科医院やクリニックのあらゆる業務をサポートできる運営管理システムです。カレンダーなどの機能を使って、患者さんの予約状況を容易に確認することができ、効率的な管理を実現します。

キャンセルした患者さんのリストを作成し、次回の来院を促すお知らせを送信する機能もあります。データ管理機能によって、予約率やキャンセル率などを分析しやすい形で表示してくれることも魅力の一つです。
レセコンとの連携が可能ですが、多くのメーカーとのレセコンデータの連携が可能ですので、データの重複管理が不要だという点も特徴の一つとなっています。さらに、LINEを利用した予約や、予約の確認・変更・キャンセルが24時間対応可能です。

料金については、公式ホームページには掲載されていないため、見積もり依頼して確認をしてください。

▼クリニック クラウド（CLINIC CLOUD）
https://adig.jp/service/clinic_cloud_top/

イーアポ プロ スリー（e-Apo PRO3）

イーアポ プロ スリーの特徴は、患者さんから電話があると、その患者さんの来院履歴が表示されます。そのため、電話口でその後の状況を確認することができたり、患者さんが来院しやすい曜日・時間を提案することができます。先回りした提案は、患者さんからの信頼を勝ち得ることにつながり、患者さんの集客（集患・増患）やリピーターを得ることにもつながるでしょう。

料金については、システムを提供している株式会社ヨシダのホームページに会員登録することで確認ができます。

▼イーアポ プロ スリー（e-Apo PRO3）
https://service.yoshida-dental.co.jp/ca/series/10838

ピスケスアポ（PISCES APO）

ピスケスアポは、多くの歯科医院やクリニックからのアイデアを集め、改善を繰り返して作り上げた歯科医院に特化した予約システムです。まさに歯科医院生まれの歯科特化予約システムと言えるピスケスアポですが、最大の特徴は患者さんの管理機能にあります。
予約やキャンセルを容易に確認できるだけでなく、数分単位での予約スケジュール管理、さらに歯科医院スタッフの管理までもが可能です。
LINEなどのSNSを利用した予約管理システムやリライト診察券などの機能もあります。サポートサービスは、定期的な訪問によるサポートプランと遠隔サポートプランが用意されています。サポートプランの利用にあたっては、初期費用のみで月々の利用料金がかかりません。

公式ホームページには初期導入費用および月額料金についての詳細は掲載されていないので、詳しくは問い合わせ時に確認しましょう。ピスケスアポは、30日間の無料体験が用意されていますので、導入する前に感覚的な操作を体験することが可能です。

▼ピスケスアポ（PISCES APO）
https://www.e-pisces.net/

無料で始められるおすすめの歯科予約システム

有料の歯科予約システムを利用することには大きなメリットがありますが、まずは無料で始めたいという歯科医院やクリニックもあるのではないでしょうか。そこで、無料で始められるおすすめの歯科予約システムを3つご紹介します。

リゼルバ（RESERVA）

リゼルバは、予約受付はもちろんのこと、決済、患者さんの管理、すべてを自動化で行えるところが魅力です。登録事業者数が200,000社を突破し、歯科医院だけでなくさまざまな事業者から支持されている予約システムです。
簡単に設定できるだけでなく、設定した後すぐに予約を受け付けることが可能な点も魅力です。注意点として挙げられる点は、歯科医院に特化した予約システムではないことや、定休日や臨時休診に対応していない点です。

▼リゼルバ（RESERVA）
​​https://reserva.be/

エジソン予約（EDISONE予約）

エジソン予約の魅力は、豊富なカスタマイズ性にあります。豊富なテンプレートやテーマを自身の歯科医院に合わせて選べるという点は大きな魅力です。「クリニック向けの予約タイプ」が用意されていることから、歯科医院にとって導入を検討しやすいという点も挙げられます。注意点として挙げられる点は、リゼルバと同じように、歯科医院に特化した予約システムでないという点です。

▼エジソン予約（EDISONE予約）
https://edisone.jp/

エアリザーブ（AirRESERVE）

エアリザーブの魅力は、予約管理をネットまたは電話から一括管理できる点です。機能としては、歯科医院に相性の良い「自由受付タイプ」が備わっている点です。この機能により、患者さんは自分の好きな時間に予約を入れることができるため、使い勝手が良いとの評判を得ている予約システムです。注意点として挙げられることは、リゼルバ、エジソン予約と同じように、歯科特化型予約システムではない点でしょう。

▼エアリザーブ（AirRESERVE）
https://airregi.jp/reserve/

まとめ

歯科予約システムを導入することで、歯科医院の予約業務を円滑に効率化することが可能になります。歯科医院における受付業務を削減できることに留まらず、歯科医院の運営面でも多大なメリットを期待できます。
この記事で紹介した予約システムのほかにも歯科医院に特化した予約システムは多数存在します。予約システムの導入を検討する際、事前に幾つかの歯科予約システムを比較検討されることをおすすめします。料金体系もさまざまですので、ご自身が運営する歯科医院の必要に適った予約システムを見つけましょう。

1つ注意してほしい点が、歯科予約システムを導入しただけで新規の予約獲得につながるわけではないという点です。予約システムは歯科医院の公式ホームページと連携し最適化することで、新患獲得の効果を最大化します。歯科予約システムの導入も考えつつ、歯科医院の公式ホームページの作成や改善を検討することもおすすめします。

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