“選ばれる歯科”になる!インスタ活用で集患・求人に差をつけよう

SNS運用

最終更新日:2025/06/24

公開日:2025/06/23

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スマートフォンの普及とともに、SNSは日常の一部となりました。その中でもInstagram(インスタグラム)は、写真や動画を中心とした視覚的な訴求力の高いツールとして、医療業界でも活用が進んでいます。
特に歯科医院においては、開業競争が激化する中で、従来のホームページや口コミだけでは十分な集患効果を得ることが困難になっています。そんな中、医院の雰囲気や診療の様子を直感的に伝えることができるインスタは、「選ばれる歯科医院」になるための強力なツールです。
本記事では、インスタ運用がもたらすメリットから、効果的に活用するための具体的な方法とポイントを詳しく開設しています。

なぜ歯科医院にインスタが必要なのか

患者さんの情報収集の方法が変化している

現代の患者さんは、歯科医院を選ぶ際にインターネットでの情報収集を重視しています。特に若い世代の患者さんにとって、Instagramは日常的に使用するプラットフォームの一つです。歯科医院の雰囲気や治療の様子、スタッフの人柄などを事前に確認できることで、初診への不安を軽減し、来院につながりやすくなります。

競合他院との差別化

多くの歯科医院がまだInstagramを本格的に活用していない現状において、積極的な運用は大きな差別化につなげることができます。院内の清潔感、最新設備、スタッフの専門性などを視覚的にアピールすることで、患者さんに「この歯科医院なら安心して任せられる」という印象を与えることができます。

継続的な患者さんとの関係構築

Instagramでは、治療が終了した患者さんとも継続的につながりを保つことが可能です。予防歯科の重要性や口腔ケアのアドバイスなどを定期的に発信することで、患者さんの口腔健康への意識向上と定期的な来院促進につなげることができます。

インスタグラムがもたらす歯科医院のメリット

集患・認知度アップにつながる

ハッシュタグや位置情報を活用することで近隣住民にアプローチができたり、治療内容の説明により患者さんの治療への理解と興味を深められ、新規患者の獲得が期待できます。

安心感・親しみやすさを伝えられる

実際の症例紹介や、患者さんからの声、院内イベントの様子などを投稿することで、「この医院なら安心して通えそう」と感じてもらうことができます。普段の医院の姿をオープンにすることで、親しみやすさや人柄が伝わり、患者さんとの信頼関係の土台になります

採用にも効果的

現在の求職者、特に若い歯科衛生士や歯科助手志望者は、働く環境をSNSでチェックすることが多いと思われます。明るい職場の雰囲気やスタッフの声などを発信することで、求人票だけでは伝えられない魅力を届けられます。

歯科医院のインスタ運用|はじめ方

アカウントの開設とビジネス設定

まずは専用のアカウントを開設します。個人アカウントではなく「ビジネスアカウント」または「プロアカウント」に設定することで、アクセス解析などの便利な機能が使えるようになります。

ポイント

  • ユーザーネームは正式な医院名を記載
  • プロフィール欄に診療科目・住所・Webサイトへのリンクを明記
  • ハイライト機能で院内紹介や診療案内を整理

投稿コンテンツのジャンル例

投稿は、以下のようにジャンルを分けて計画的に行うと効果的です。

  • 【院内紹介】設備や診療室の様子
  • 【症例紹介】ビフォーアフター(医療広告ガイドラインに基づいて)
  • 【診療案内】ホワイトニングや矯正など
  • 【教育・情報発信】虫歯予防のアドバイスなど
  • 【イベント】ハロウィン・クリスマスなど

効果的に運用するためのテクニック

ハッシュタグ活用

ターゲット層に広く届かせるには、ハッシュタグが重要です。

  • #歯科
  • #ホワイトニング
  • #予防歯科
  • #地域名+歯医者(例:#名古屋歯科)

最大30個までつけられますが、多すぎるとスパム判定の恐れもあるため10~15個が目安です。

投稿頻度とタイミング

理想は週2~3回の投稿。更新頻度が少なすぎるとアカウントの印象が薄れてしまいます。スタッフが交代で担当するなど、無理なく継続できる体制づくりが重要です。
投稿時間は、平日の昼休み(12時前後)夜間(20時〜22時)が閲覧されやすい傾向にあります。

ストーリーズやリールも活用

静的な投稿だけでなく、短時間の動画(リール)やリアルタイム投稿(ストーリーズ)も活用しましょう。簡単な診療の紹介や、受付の様子、スタッフの日常などを気軽に発信できます。

採用にも効く!インスタで「働きたい職場」をアピール

求職者は、「どんな人が働いているか」「人間関係は良さそうか」「院長はどんな人か」など、数字では測れない情報をSNSから読み取ろうとしています。

採用に向けた投稿アイデア

  • スタッフの1日を紹介
  • 新人スタッフの入職インタビュー
  • 院内勉強会やレクリエーションの様子
  • 働くうえで大切にしていることを院長から発信

これら以外にも、具体的な業務内容の紹介や研修制度、福利厚生などの求人情報を発信することも採用活動に効果的です。

インスタグラム運用時の注意点

患者さんのプライバシー配慮

症例写真や患者さんが写った画像を使用する際は、必ず文書などで同意を得ることが必要です。匿名加工やモザイク処理も徹底しましょう。

医療広告ガイドラインに基づいた運用を

SNSも医療広告の対象となります。厚生労働省の定める「医療広告ガイドライン」に則り、虚偽・誇大な表現、体験談の使用、ビフォーアフター画像の掲載などには十分注意しましょう。

2024年3月 医療広告ガイドラインの変更点まとめ
令和6年3月22日付け 医療広告ガイドラインの変更点 今回の改正では、医療広告ガイドラインの第5条2項にあたる「広告可能事項の限定解除の具体的な要件」に改正がありました。 追記された内容 また、医薬品医療機器

炎上リスクを防ぐために

誇張した表現や、他院との比較、医学的根拠のない情報などは、炎上や信頼失墜の原因になります。投稿前には、院内での確認フローや責任者のチェック体制を設けるのがおすすめです。

スタッフの協力体制づくり

継続的な運用をしていくためには院長だけで行うのではなく、スタッフの協力を得ながらチームで進めることが重要です。更新頻度を保つためにも、ルールや投稿担当の分担を明確にしましょう。

「忙しくて更新できない…」そんな時は外部サービスの活用も

とはいえ、日々の診療で手いっぱいな院長先生にとって、インスタの運用まで手が回らないというのが実情かもしれません。
そんなときは、専門のSNS運用代行サービスの活用をご検討ください。

こんなお悩みをお持ちの先生におすすめ

  • 投稿ネタが思いつかない
  • 更新が滞りがち
  • 採用向けにもっとアピールしたい
  • 他院との差別化を図りたい
クリニック向けインスタ運用代行会社おすすめ5選
インスタ運用代行とは?クリニックが依頼する理由 インスタ運用代行とは、Instagramのアカウント運用を専門の会社が代行してくれるサービスです。投稿内容の企画から画像・動画制作、ハッシュタグ選定、投稿、分析ま

まとめ

インスタは、診療内容や院内の雰囲気を視覚的に伝えることで、集患・採用の両面で大きな武器になります。運用にあたっては、戦略的なコンテンツ設計と、継続的な発信がカギです。
「忙しくて投稿が続かない」「何を発信すればいいかわからない」とお悩みの場合は、ぜひプロの手を借りてみてください。
弊社では、クリニック特化のインスタ運用代行サービスを提供しています。効果的なインスタグラム運用を実現したい歯科医院様は、弊社のサービス詳細をご確認ください。

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M.TSUCHIYA

執筆者

M.TSUCHIYA

株式会社ITreat

Webディレクター

東京都内の大型歯科医院にて、歯科助手・TC Masterとして従業員の育成や新規医院の立ち上げなどに携わる。2023年に株式会社ITreatに入社し、Webディレクターにキャリアチェンジ。「歯科医院の現場をよく知るWebディレクター」として、医療現場の課題をWebサイトを通して解決する提案を行っている。

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