自費診療率UPに効果あり!待合室で流す動画の事例7選
公開日:2025/03/10

病院が診療案内動画を待合室で流すことは医院のマーケティングにとって有効な手段であると言えます。
各診療科の特色や提供している治療法、最新の医療機器の紹介を映像で伝えることで、病院の専門性や信頼性を強くアピールできます。 特に、院長や医師による説明をしながら診療の進め方や健康維持のためのアドバイスを提供することも効果的でしょう。
動画は、静止画や文章だけでは伝えにくい治療のメリットやビフォー・アフターを視覚的に表現するのに非常に有効です。例えば、インプラント治療、美容皮膚科、自由診療のリハビリなどの自費診療メニューを動画で詳しく紹介することで、患者様が治療について知るきっかけとなり、さらに、治療の効果を具体的にイメージしやすくなり、自費診療率のアップに繋がるでしょう。
また、診療時間や予約方法、診断健康・予防接種の情報などを動画でご案内することで、次回の受診を促すことができます。
このように、病院が診療案内動画を導入することは、患者様にとって有益な情報を提供し、病院全体のサービス向上や自費診療率のアップにも繋がる有効な手段となります。
本記事では、病院の診療案内動画の活用事例をご紹介いたしますので、ぜひご参考にしていただけますと幸いです
スタイリッシュな動画
水の森美容クリニック 美容皮膚科 最新機器紹介
専門的な機械の説明を視覚的に伝えつつ、難しくなりすぎないよう工夫されている。実際の施術シーンやCGイメージ動画での説明があることで、視聴者が治療の流れをイメージしやすいです。効果が数字で示されており、ビフォーアフターの掲載があることによって、施術のメリットを感じやすいです。
歯を綺麗に美しく「審美治療」に密着【SUNデンタルクリニック】
スタイリッシュな構成の動画のスタートからもクリニックの専門性の高さと清潔感を感じます。ドクターやスタッフが登場し、患者様にしっかりと説明を行うシーンからもクリニックの専門性や技術力が伝わり、信頼感を高めている。
サトウ眼科クリニック_紹介ビデオ
白内障の治療を得意とする医院の強みが最大限にアピールされています。
最新の治療機器や手術をしているシーンが映像に映っており、高度な医療が提供されていることを視覚的に伝えています。
親しみやすい動画
診療内容紹介|相模原市上溝の内科・外科・整形外科・皮膚科「かみみぞ中央診療所」
幅広い診療科目をカバーしていることや、地域医療に貢献している姿勢が強調されており、地域住民にとって「かかりつけ医」として安心できる印象を与えています。全体的に落ち着いたトーンで構成されており、クリニックの信頼感を高める雰囲気になっている。BGMも柔らかく、リラックスして視聴できます。
福岡県東区の産婦人科で分娩の予約はゆいレディースクリニック
妊娠・出産に関する不安を和らげるような内容になっており、落ち着いた雰囲気の医院内の様子や、無痛分娩について紹介されていることからも「ここなら安心して出産できそう」と感じさせる構成になっています。
マウスピース型矯正に密着!【リップル歯科・矯正歯科クリニック】
映像のトーンやスタッフの対応が親しみやすく、初めて矯正治療を考える人にも安心感を与える内容になっています。
このように、動画全体を通じて「美しく健康的な歯を手に入れたい」と思う視聴者の気持ちを高め、クリニックへの信頼感を構築する優れた内容になっています。
「患者さんに優しい」短時間でできるホワイトニング【藤岡デンタルクリニック】
患者様との対話形式で動画が進められていくため、リアルな悩みや疑問が解消されていきます。
にこやかなスタッフや温かみのある診察室の映像からもここでホワイトニングを任せたいと感じさせる効果がありそうです。
動画制作の流れ
制作会社によっても異なりますが、今回は弊社のご依頼から納品までのフローをご案内いたします。
お問い合わせ
お問い合わせフォームからお悩みやご希望をお聞かせください。
ヒアリング
お悩みやどのような動画を作りたいのかをお伺いします。
構成・概算見積もり(無料)
ご希望に合わせた構成とお見積りをご提供します。
お打ち合わせ
ご成約となりましたら、制作スケジュールや動画の詳細情報を決定していきます。
撮影
撮影当日は、カメラマンと担当ディレクターが撮影を行います。
編集
事前に作成した構成案を元に、編集を行います。
チェック・修正
ご満足いただける動画を作成するために、お客様には2〜3回、確認のご協力をお願いしております。
納品・アフターフォロー
編集後の動画をデータで納品させていただきます。SNSへのアップロードやアカウント作成も承っておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
SNSへのアップロードやアカウント作成も承っておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
動画制作時の注意点
目的とターゲットの明確化
まず、動画で何を伝えたいのか、どの層の患者にアプローチしたいのかを明確にすることが重要です。待合室での情報提供、治療説明、SNSでの広報、採用活動など、用途に応じた内容やトーンを設定しましょう。
メッセージの分かりやすさ
専門用語や複雑な内容はできるだけ簡潔な表現にまとめ、図解やアニメーションを活用して視覚的に伝える工夫が必要です。患者が初めて見る情報でも理解しやすい構成を心がけましょう。
法令遵守とプライバシーの確保
医療広告に関するガイドラインや各種法規制に沿った内容であることが重要です。また、実際の治療シーンや患者の映像を使用する場合は、必ず本人の同意を取得し、個人情報の取り扱いに十分注意しましょう。
プロフェッショナルなクオリティ
動画の画質や音声は、クリニックの信頼性に直結します。照明、撮影技術、編集技術など、プロフェッショナルな仕上がりを目指すため、細部までクオリティにこだわる必要があります。
動画の長さと視聴環境の最適化
待合室で流す動画は、あまり長すぎず、かつ内容が一目で伝わる短い尺にまとめるのが理想です。また、SNS用の動画は、スマートフォンでの視聴を考慮して縦型や短尺にするなど、各媒体に合わせた最適化が求められます。
動画制作会社を選ぶ際のポイント
医療業界の知識と実績
医療分野に精通している制作会社は、医療広告のルールやクリニック独自の魅力を理解して提案してくれるため、安心して任せられます。過去の制作実績や事例をチェックし、同じ分野での経験があるか確認しましょう。
制作実績とレビュー
会社の制作実績やクライアントのレビューを確認することで、実際の制作クオリティや対応力が把握できます。特に、歯科クリニック向けの事例があれば参考になります。
コミュニケーション力と柔軟性
自院の要望やコンセプトを的確にヒアリングしてくれるか、また、修正や変更に柔軟に対応できるかどうかも大切なポイントです。打ち合わせの段階で、こちらの意図がしっかり伝わっているか確認しましょう。
料金とコストパフォーマンス
制作費用はもちろん、見積もり内容が明確で追加費用が発生しにくいかどうかを確認します。予算に応じたプランが用意されているか、コストパフォーマンスも重要な判断基準です。
アフターサポートとサービス内容
制作後のフォロー体制や、SNS運用支援、動画の更新・修正対応など、長期的に活用できるサポートがあるかも確認ポイントです。コンテンツの活用方法についてもアドバイスをもらえると、より効果的な動画プロモーションが期待できます。
まとめ
病院における動画制作は、医院の専門性や信頼性をアピールすることに適しており、自費診療率のアップや次回以降の予約につなげ、リピート率を上昇させることができます。本記事を参考に、貴院のブランディングやマーケティング戦略として、動画制作をぜひご検討いただければ幸いです。弊社でも医療機関向けに動画制作を行っておりますので、お気軽に下記お問い合わせフォームからご相談ください。
お問い合わせはこちら
執筆者
株式会社ITreat
Webディレクター/リーダー
大手求人情報誌のデザイナー、インハウスのWebデザイナーを数年経験。Webディレクターに転身後、Web事業を展開している上場企業を経て、2019年に株式会社ITreat入社。現在は病院・クリニック・リハビリ施設サイトのディレクションを担当。社内外のSEO対策にも従事。
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