【病院向け】見やすいホームページを制作する際の注意点とコツ

ホームページ制作

最終更新日:2024/04/26

公開日:2021/03/05

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病院にてさらなる集客(集患・増患)を図りたい場合は、ホームページにこだわってみてはいかがでしょうか。というのも、患者さまの多くはホームページを見て自らが利用する病院を決めていることがほとんどです。仮に、視認性がいまいちなホームページだと患者さまがすぐに離脱してしまい、病院の強みを伝えることができなくなってしまいます。そのため、今以上の集客(集患・増患)を目指すなら「誰もが見やすいホームページ」を制作し公開する必要があるのです。

そこで今回は、ホームページを制作する際の注意点や見やすいホームページにするコツなどについてご紹介します。あわせて、見やすいホームページの例もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

病院のホームページの特徴

病院のホームページには、理念や診療科目、症例紹介、初診・診察予約の流れなどを掲載していることがほとんどです。どれも「どこを利用しようか」と病院を探している患者さまにとって重要な情報になるので、わかりやすく丁寧に掲載されていることが多くなっています。
このほか、診療時間や交通アクセス、お知らせなどの情報も病院のホームページに載っている情報です。これらは、患者さまはもちろん、そのご家族も知りたいであろう項目なので、見やすい位置に目立つよう掲載されていることがほとんどです。

病院のホームページを作る際の注意点

では、実際に病院のホームページを作る際は、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。以下で、主な3つの注意点をご紹介します。

専門分野をアピールする

病院と一言でいっても、その種類はさまざま。「どのような病院なのか(何を専門としているのか)」「どういう症状がある人が利用すべきなのか」などがわからないホームページだと、患者さまが不安感を抱く可能性があり、なかなか集客(集患・増患)につながらない可能性があります。そのため、ホームページを作る際は、最初の印象にて「自らの病院の専門分野」がわかるように記載することが大切です。

3クリック以内に情報を提供する

病院のホームページを閲覧する患者さまは、当然のことながら「その病院の情報を知るため」にアクセスしています。仮に見づらいホームページだと、知りたい情報を見つけ出すまでに時間がかかり、患者さまにストレスを与えてしまう可能性があります。
インターネットから集客(集患・増患)につなげるには、重要な情報を3クリック以内で見つけられるようなホームページにすることが大切です。そうすれば、患者さまにストレスを与えることもありませんし、どのような病院なのかを手早く伝えることができます。

明るい雰囲気を意識する

病院のホームページにアクセスするのは、体調が優れない患者さまであることがほとんどです。全体的に暗めなホームページだと、患者さまの気分がさらに落ちてしまいかねません。そのため、病院のホームページは明るい雰囲気を意識して作成するよう注意しましょう。
具体的には、ホームページの配色に気を配る必要があります。薄い青や緑を使用すれば爽やかなイメージを与えることができ、ピンクやベージュを使えば優しい雰囲気に仕上げることが可能です。患者さまの心に寄り添うような、優しい配色を心がけるようにしましょう。

見やすいホームページを作るコツ

病院のホームページを誰もが見やすい仕上がりにするには、以下の4つのコツを押さえることが大切です。

伝えたいことを明確にする

第一に「伝えたいことを明確にする」という点があげられます。仮に、数々の伝えたい情報をひとつのページに詰め込んだ場合、患者さまを混乱させてしまう可能性があります。また、何が一番大事なのかわかりづらくなり、かえって情報が伝わらなくなることも考えられます。
患者さまへ情報を確実に届けるためには、1ページごとに伝えたいことを明確にして、その内容をメインに掲載することが大切です。そうすれば、患者さまの混乱や離脱を防ぎやすくなります。

文字はできるだけ減らす

見やすいホームページにするには「文字をできるだけ減らすこと」も大切です。どのような診療科目があり、どのような治療を行っているか、どのような治療に長けているのか、などを長々と文章で説明してしまうと、患者さまにとって見づらいホームページになってしまいます。
事細かに伝えることも大切ですが、それと同じくらい「視認性に優れた構成にすること」も大切なポイントです。イラストや写真を上手に活用し、文字の羅列は最小限に留めるようにしましょう。

最初の段階からホームページのデザインを意識する

「最初の段階からホームページのデザインを意識すること」も、見やすいホームページを作るコツのひとつです。デザインを考慮しないまま制作を進めてしまうと、完成図をうまくイメージできず、見づらいホームページに仕上がる可能性があります。反対に、最初からある程度デザインを意識しておけば、制作過程で不要な部分を排除することができ、スマートで見やすいホームページに仕上げやすくなります。そのため、病院のホームページを制作する際は、完成イメージを明確にすることから始めましょう。

専門家に意見を求める

見やすいホームページを制作するには「専門家に意見を求めること」も重要です。ホームページ制作に長けた専門家からアドバイスをもらえれば、見やすい構成・デザインに仕上げやすくなるはず。
ホームページの制作は決して簡単なことではありません。「自分たちだけで見やすい仕上がりにできるか不安」という場合は、積極的に専門家の意見を取り入れましょう。

病院の見やすいホームページをご紹介

見やすいホームページといっても、なかなかイメージしづらいもの。そこで、以下にて見やすいホームページの例を3つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

さくら歯科クリニック

さくら歯科クリニックのホームページは、ピンクを基調とした優しい雰囲気が特徴的です。トップページにクリニックの特徴や診療・受付時間、診療案内などが掲載されているため、知りたい情報をすぐに確認することができます。また、トップページの上部に「クリニック紹介」「スタッフ紹介」などのボタンが設置されており、1クリックで重要な情報を確認できるようになっています。

さくら歯科クリニックのホームページについてはこちらから

西新町整形外科

「あなたの笑顔を見たいから」というメッセージが目を引く、西新町整形外科のホームページ。ホワイトとネイビーを基調としたシンプルな色使いになっており、視認性は抜群です。トップページには、患者さまが抱える悩み別にボタンを配置しており、それをクリックすると考えられる疾患とその症状や治療方法などを確認できます。

西新町整形外科のホームページについてはこちらから

森整形外科リハビリクリニック

森整形外科リハビリクリニックの案内ページ(ランディングページ)は、無駄のないシンプルな構成になっています。アクセスしてすぐ「ひざや肩の痛み」という言葉が目に入るようになっているため、専門分野を瞬時に把握することが可能です。縦にスクロールするだけですべての情報を網羅できることから、とても見やすい案内ページ(ランディングページ)といえます。

森整形外科リハビリクリニックの案内ページ(ランディングページ)についてはこちらから
株式会社ITreatの制作実績はこちらから

まとめ

病院のホームページを制作する際、「患者さまに多くの情報を届けられるように」と1ページにたくさんの情報を詰め込んだり、長めの説明文を設けたりといった工夫を取り入れることもあるかもしれません。たしかに情報を届けることは大切ですが、それと同様に「ホームページの見やすさ」にこだわることも重要です。
今回ご紹介した注意点・コツを参考に、誰もが見やすいホームページを制作してみましょう。そうすれば、インターネットからさらなる集客(集患・増患)が見込めるかもしれません。

なお、自らホームページを制作するのが困難な場合は、プロに任せるのも一案です。制作だけでなく運営・分析まで一任できることもあるので、手間なく集客(集患・増患)に力を入れられます。「集客(集患・増患)に特化したホームページを作りたい」ということであれば、ぜひ制作会社の利用もご検討ください。

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S・OGAWA

執筆者

S・OGAWA

株式会社ITreat

Webディレクター/リーダー

大手求人情報誌のデザイナー、インハウスのWebデザイナーを数年経験。Webディレクターに転身後、Web事業を展開している上場企業を経て、2019年に株式会社ITreat入社。現在は病院・クリニック・リハビリ施設サイトのディレクションを担当。社内外のSEO対策にも従事。

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