クリニックHPのブログで書くべきネタはどうやって探すのか?

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最終更新日:2025/05/15

公開日:2025/05/14

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クリニックのオウンドメディアを運営する際に、「何を書けば良いのか?」と悩むことが多いのではないでしょうか。記事の内容選びはSEO対策や患者さんへの情報提供にも直結します。本記事では、クリニックが書くべきコラムネタを具体的にご紹介します。

クリニックのブログ記事の3つのパターン

クリニックのブログ(コラム)に投稿する内容としては、大きく下記の3パターンがあります。

  • 院内の出来事や研修の様子を伝える目的で書く
    院内の取り組みやスタッフの活動を伝えることで、患者さんや求職者にクリニックの雰囲気を知ってもらうことが目的です。信頼感や親近感を育む内容が適しています。
  • 患者さんからのニーズに答える目的で書く
    診療内容や健康管理に関するよくある質問に答える記事です。既存患者の疑問を解消することで、信頼関係の強化にもつながります。
  • 集患対策としてSEOを目的として書く
    検索キーワードを意識して記事を書くことで、新規患者の獲得を目指します。SEOツールで検索ボリュームを確認し、ニーズの高いトピックを選定することがポイントです。

院内の様子や研修の様子を伝える

患者さんや求職者にクリニックの雰囲気を伝えるためには、院内の出来事や研修の様子を記事にするのも効果的です。例えば下記のとおりです。

事例

  • 院内研修の内容紹介
    新しいスタッフがどのような研修を受けているのかを伝えることで、安心感や信頼感を醸成できます。
  • 季節ごとのイベント
    インフルエンザ予防接種のシーズンには院内の取り組みを紹介。
  • スタッフインタビュー
    院長や看護師のインタビューを通して、クリニックの理念や治療方針をアピールできます。

患者さんから頻繁に聞かれる質問に回答する

既存の患者さんへの情報提供として記事を書くことは非常に効果的です。
日々の診療の中で患者さんからよく寄せられる質問や相談をピックアップし、それらの疑問や悩みに対してブログ上で図解を交えてわかりやすく解説することで、患者さんにとって有益な情報源となります。
また、同様の悩みを抱えている新患の目にも触れる機会が増え、集患効果も期待できます。

事例

  • 診療内容について
    インプラント治療後の生活で気をつけることとは?
    こどもが熱を出して呼吸が荒いときにはまずどうすべき?
  • 健康管理のアドバイス
    高血圧の患者さんが日常生活で注意すべきポイント
    糖尿病予防のための食事の工夫
  • 予約や支払いについて
    初診時の持ち物チェックリスト
    診療費の分割払いは可能ですか?

SEO対策を意識した記事の書き方

クリニックがブログに注力する一番の目的はSEO対策にあると言えます。特に力を入れているクリニックであれば、コラムだけで月に十万PV以上になることもあります。
SEO対策としてコラムを書く際には、以下の手順で進めると効率的です:

キーワード設定

ターゲットとなる患者さんが検索しそうな関連するキーワードをリストアップします。
例えば、ターゲットが「レーシックを検討しているが、迷っている方」であれば、
・「レーシック 痛み」
・「レーシック 長持ち」
・「レーシック ICL 違い」
・「レーシック 年齢」
などのキーワードが考えられます。
実際にこれらのキーワードでGoogle検索してみると、上位のほとんどが医療機関がSEO対策として書いたブログ記事になっていると思います。

検索ボリュームを確認する

月間の検索数を調べられるツールなどのツールを使い、月間検索ボリュームをチェックします。検索されないキーワードに対しての記事を書くのも、あまり意味はありませんし、検索数が多すぎるキーワードを狙いに行くのも、競合が強すぎて無謀である場合がほとんどです。
まずは、限定的なニーズのキーワードを狙って記事を作成するのがよいでしょう。

検索ボリュームを調べられるツールの例

わかりやすく、読みやすい記事を書く

上位に上げるためには、ユーザーのニーズをしっかりと満たすことが何より重要です。
患者さんが読みやすい文体で、かつ図や動画を使ってわかりやすく説明するコンテンツの方が、上位を獲得しやすいです。
生成AIを使って記事の下書きを行うのも良いでしょう。

GA4で記事のパフォーマンスを定期的に振り返る

検索順位、PV数、平均滞在時間などを確認し、改善点を探ります。

避けたほうが良い話題

クリニックのコラムで避けたほうが良い話題もあります:

  • 豪華な食事や旅行の話
    贅沢な生活を連想させる内容は、患者さんや求職者にマイナスイメージを与える可能性があります。
  • 趣味やプライベートな話
    プライベート感が強すぎる内容は、ビジネスブログの目的から逸脱してしまいます。

また、医療広告ガイドラインでは、「最新」「最先端」「絶対治る」などの表現は禁止されています。誇大広告とみなされる表現には十分注意しましょう。

コラム運用の時間がない場合は外注も検討する

記事の執筆には時間がかかるため、「忙しくて書けない」「SEOを意識した文章が書けない」という場合には外注も選択肢の一つです。弊社でも、クリニック向けのSEOコラム記事の執筆を承っております。お気軽にご相談ください。

クリニックのコラムは、ただ情報を発信するだけでなく、患者さんや求職者に信頼感や親近感を与えるツールとしても活用できます。この記事を参考に、貴院のオウンドメディアの内容充実を図りましょう。

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D・MIZUNAGA

執筆者

D・MIZUNAGA

株式会社ITreat

執行役員・Webディレクター

大手人材系企業で医療業界のキャリアコンサルタントとして勤務したのち、ITベンチャーへ転身。現在は株式会社ITreatの執行役員として、主に病院やクリニックのWebサイト制作、採用課題の解決、SEOコンサルティングを行う。キャッチコピーは「関わるすべての方とのWin-Winを作る」。

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