岐阜県岐阜市柳戸「岐阜大学医学部附属病院」内にある「緩和ケアセンター」様のサイトのフルリニューアルを担当させていただきました。
緩和ケアを必要とされているがん患者さまとそのご家族様、また緩和ケアおよびがん治療に関わる医師・医療従事者に向けて、センターとしての役割を明確化して伝えたい。どんな問題を解決できる施設なのかを伝わるよう情報を整理しつつ、古くなったデザインの刷新に合わせてスマホに対応させたいとのご要望を受けて制作しました。

トップページを訪れたユーザーに対して、まずどんな施設なのかを提示。どうしたら緩和ケアを受けられるのか、一番気になるであろう点は画像を使いビジュアル面で目立たせました。
また、リニューアル前はページが遷移したり動画の再生など、次に発生するアクションがわかりづらい状態でした。アイコンはもちろん、少しでもわかりやすくなるよう「〜を見る」「〜を再生する」といった表記を追加。ユーザーにとっての使いやすさを意識しました。

入口がわかりにくい状態にあった各ページへの動線も整理。特に医療従事者に向けて定期的に更新・発信されているコンテンツはどこに何の情報があるかわかりやすくする必要があったため、一覧ページと詳細ページを作成。ユーザーが確実に欲しい情報にたどり着けるよう動線を確保しました。

リニューアルにあたり、「温かく優しい雰囲気」のホームページにしたいとご要望をいただきました。やわらかく温もりを感じられるような淡いサーモンピンクをメインカラーに採用。色数を最小限にし、ワントーンにすることでサイト全体を落ち着かせたデザインをご提案。スタッフの皆さまに気に入っていただけたようで、「緩和の優しい雰囲気が表現されたデザインで見やすくなった。」「素敵なホームページをありがとうございます。」とお声を頂戴しました。